概要
花札において最高点の札。
全48枚のうち5枚しかないが、1枚20点にもなる(ちなみにすぐ下の「タネ札」は10点)。光ってないのに「光」なのはハイクラスという意味だからである。
派手で雅やかな図案であり、どんなルールでもこの5枚は扱いが別格。
特にこいこいにおいては揃えやすさに対して得点が大きい役を成立させる花形であり、3枚で「三光」5点、4枚だと「四光」で8点(「雨」があると「雨四光」になり7点)、5枚揃うと「五光」で10点。
鶴と桜は同月に赤短を成立させる短札があるので、「三光+赤短・タン」で点数を一気にむしり取られることもある。
ルールによっては桜または月に菊に盃を揃えて「花見で一杯(花見酒)」「月見で一杯(月見酒)」という役にも繋がり、このルールの時は相手に取られてはかなわんということで先を争って取りに行かれる。
ただし「三光」は「雨」以外で揃えなければならないももが主流。
ルールによってはさらに「ぼうず」を含めないこともある。
何につけても役を揃えやすいことも手伝って真っ先に取られる札であり、キャラものの花札でも大体主役や人気キャラがあてがわれる。
落語のクスグリ、アニメのキャラクター、ゲームの必殺技まで様々なもののモチーフとして優先的に使われる。
関連タグ
女神のカフェテラス:ヒロインの五人の姓と誕生月が光札に由来する漫画作品(参考:同作作者瀬尾公治の2021年3月20日付けのツイート)。