ワクチンマン
わくちんまん
概要
漫画・『ワンパンマン』の第一話に登場する怪人。災害レベルは『竜』。
環境破壊を繰り返す人類文明を抹殺するため、地球の意志が生み出した地球の使徒。「ワクチン」を名乗るものの、その姿はさながら悪魔、というか八頭身になったばいきんまんと言った感じである。
能力
手から生体エネルギーを凝縮した小型の破壊光弾を作り出し、投げつけることで最低でも半径数百mの爆発を起こす威力を持ち、また自分自身もその爆発に耐えうる頑健なボディを持つ。また飛行能力を持ち、地球のエネルギーを自在に扱う事が出来る。
因みに手からでなくとも、自身の周りにエネルギー空間の様なものを発生させ複数の破壊光弾を作り出しこれを連発する事が出来る。
変身能力を持ち、18mの怪獣の様な姿になる。これがワクチンマン本来の姿であり、抑圧されていた自身にとってのリミッターを解除し、戦闘力を超パワーアップさせる。これを応用した、部分的に巨大化させる事ができエネルギー消費を抑えて戦う事も可能。作中では生き残った少女を近づいて握り潰そうとした。
来歴
A市に突如として出現し、破壊と殺戮の雨を降らせるが、逃げ遅れた少女を握り潰そうとしたところに駆けつけたサイタマと出会う。
「趣味でヒーローをやっているから」と、傍目から見ればどう考えてもふざけているとしか思えない理由で、自身に歯向かおうするサイタマの発言と無気力な態度に激甚、巨大な怪獣の姿に変貌を遂げて猛然と襲い掛かかろうとした瞬間、サイタマのパンチ一発で木端微塵に砕け散り、
「ぐっはあああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」と叫んで絶命した。
ワクチンマンは破壊活動の際に認知する事もなく、爆発の余波でA級以下31名のヒーローを撃破している。
また、彼とサイタマの戦闘の際に落としたゲームソフトを回収しに現れたキングが瓦礫に躓き、彼の血溜まりにダイブした結果、応援に駆けつけたヒーロー達が「返り血に染まったキング」を目撃したため、「ワクチンマンを倒したのはキング」と言うことになっている(その際ゲームソフトのパッケージは血塗れになってしまった)