概要
本作に登場するエネルギーの一つで、人間の発する悲鳴が元になっている。
敵組織である大宇宙侵略大走力団ハシリヤンが、地球へと侵略の手を伸ばしたのもこのギャーソリンが狙いである。
ネーミングはガソリン+悲鳴の代表的なオノマトペ:「ギャー」か。
バクアゲ1での描写からギャーソリンはオレンジ色の気体のようである。
これは、ガソリンスタンドで扱われているガソリンの大半が、オレンジ系統の色で着色されているからだと思われる。
ハシリヤンがなぜギャーソリンを狙うのか、またギャーソリンをいかなる目的で使おうとしているのかなど、物語開始時点では未だ言及されていない部分も多いものの、少なくとも現時点までに判明している点として、
- 苦魔獣が行使する特殊能力で被害を受けた人々の悲鳴からギャーソリンが発生する
- 発生したギャーソリンを苦魔獣が溜め込む形で収集が行われる
等々が作中にて描かれている。
また、苦魔獣が倒されると溜め込まれていたギャーソリンも暴走し、ハイウェイ空間を経由して倒された苦魔獣の再生・巨大化がされる事実が、ブンブンの台詞によって示唆されている。その際、サンシーターのメンバーであるヤイヤイ・ヤルカーが暴走状態のギャーソリンを体内に取り込んだ後に吐き出すと、前述のプロセスが行われるのだが、その間のヤルカーも我を失った状態にある様子から、視聴者から「この両者の間に何らかの因果関係があるのではないか?」と見る向きもある。