宝蔵院胤舜
ほうぞういんいんしゅん
実在の僧にして槍術の達人。またはそれをもとにしたキャラクター。
概要
宝蔵院流槍術2代目師範。実質的開祖。
天正17年(1589年)生、正保5年1月12日(1648年2月5日)没。
先代の宝蔵院胤栄が編み出した宝蔵院流は優れた槍術だったが、晩年の胤栄は尼僧が殺生の業を磨くという矛盾に悩まされ、弟子達に以後は継承しないことを誓わせ宝蔵院流の門を閉ざした。
しかし純粋に武術の境地を目指した胤舜は兄弟子に頼み込み宝蔵院流槍術を会得、それから研鑽を積み現在の宝蔵院流槍術を完成させた。
「槍法の神に入る者と謂うべきなり」と目されるほど強かったという。