概要
CV:矢尾一樹
子供向けヒーローアニメには欠かせない悪役。作中で数々の悪行を行っているのが彼である。しかも彼はお金持ちのぼっちゃんで、その財力を使って世界征服しようと企んでいる。とは言うものの、お決まりのパターンなのか勧善懲悪のためか、ジャンケンマンに一度も勝ったことも無い。おまけに両親は平和主義者になってしまったため、その辺りで色々と苦労することも多いらしい。ただ、悪行に使う発明品を色々と作ったりしているのは、財力とジャンケンマンに勝つために努力をし続けるためであろう。
性格と野望
性格はとてもお調子者である。ジャンケン村にやってくるゲストを騙して、ジャンケンマンをやっつけようとしたり、自ら動いてジャンケンマンを倒おそうとしている。また、ジャンケン村をオソダシ村にし、さらには世界征服するという夢を持っている。もともとオソダシ家は悪の家系でありジャンケンマン家とライバル同士だったが、前述の通り、オソダシ仮面の両親が平和主義者であり、世界征服するどころかジャンケン村のために様々な公共施設を設立する資産家になってしまったのである。そのためか、第1話でジャンケンマンと初めて会った時には、ジャンケンマンやアイコ達も知らなかったようである。オソダシ仮面は悪のプライドを持たない両親には常にイライラしているが、両親の前では良い子でいる。また、アニメでは常に仮面をつけているが、初期設定では仮面を外している状態であり、悪いことをするときに仮面をつけている設定になっていた。この事については最終回直前の『アニメージュ』1992年3月号にて紹介された。
オソダシ仮面の仲間
相棒として九官鳥のペチャクチャと、無理矢理仲間に入れられているが、オソダシ家のメイドウルルンがいる。ウルルンは平和主義者なので、オソダシ仮面の行動を何とかやめさせようとしているが、オソダシ仮面の強がりな性格とペチャクチャの口止めで、仕方なくオソダシ仮面に付いて行って仲間に入っている。また、オソダシ仮面に片想いを寄せている。
なお、ウルルンはジャンケンマンやアイコ達とは基本的に仲良しである。
得意技・発明した道具
得意技はじゃんけんの反則技であるおそだし。本人曰くオソダシ仮面だから、「あとだし」ではなく「おそだし」ということになっている。なお、ジャンケンマンのジャンケンパワーのひとつ、パーパワードームではじゃんけんや悪事をするとこの技は使えない。パーパワードームはずるい事が出来ないように、正々堂々と試合をする事が出来る力を持っているためである。
負けたらペンキでぺったぺた
第1話で発明されてオソダシ仮面が最初に使った道具。じゃんけんに負けるとはけが出てきてペンキを塗られてしまう。ビデオ(第1巻)のあらすじではオソダシ強化装置となっている。パーパワードームのじゃんけん勝負で負けてしまい、ペンキを塗られ自滅した。
ソノキニナルトバッチ
第2話から登場。バッチをつけると悪の心を植え付けられオソダシ仮面の言いなりになってしまう。バッチをつけられると「○○仮面」と名乗ることが多い。簡単に外れやすく、バッチをつけている人は、オソダシ仮面に操られている間の記憶が無い状態になる。
関連タグ
ばいきんまん・・・現在も放送されているそれいけ!アンパンマンシリーズの悪役。当アニメ制作の際にも影響を受けており、主人公達にやられても諦めない根性と、メカの作る能力がすごいという共通点をもっている。なお、アンパンマンとは小学館が発行する幼児向け雑誌にて競演をしている。
ホラーマン・・・声優を務めた矢尾氏が現在アンパンマンのアニメにて演じているキャラクター。善悪両方に該当するが、ばいきんまん達が住んでいるバイキン城に居候しており、時々ばいきんまん達と悪戯をする事があるので、関連タグとして記載した。