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オソダシ仮面

おそだしかめん

オソダシ仮面は、1991年4月4日から1992年3月26日まで、テレビ東京で放送された、葦プロダクション、ビックウエスト制作されたオリジナルアニメ『ジャンケンマン』のキャラクター。
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概要編集

CV:矢尾一樹


子供向けヒーローアニメには欠かせない悪役。作中で数々の悪行を行っているのが彼である。しかも彼はお金持ちのぼっちゃんで、その財力を使って世界征服しようと企んでいる……ものの、お決まりのパターンのためか、ジャンケンマンに一度も勝ったエピソードが無い。おまけに両親は平和主義者になってしまったため、その辺りで色々と苦労する場面も多いらしい。ただ、悪行に使う発明品を色々と作ったりしているのは、財力とジャンケンマンに勝つために努力をし続けるためであろう。


性格と野望編集

性格はとてもお調子者である。ジャンケン村にやってくるゲストを騙して、ジャンケンマンをやっつけようとしたり、自ら動いてジャンケンマンを倒そうとしている。また「『ジャンケン村』を『オソダシ村』にし、さらには世界征服する」夢を持っている。もともとオソダシ家は悪の家系であり、ジャンケンマン家とライバル同士だったが、前述の通りオソダシ仮面の両親が平和主義者であり、世界征服するどころかジャンケン村のために様々な公共施設を設立する資産家になってしまったのである。そのためか、第1話でジャンケンマンと初めて会った時には、ジャンケンマンやアイコ達も知らなかったようである。オソダシ仮面は悪のプライドを持たない両親には常にイライラしているが、両親の前では良い子でいる。また、アニメでは常に仮面をつけているが、初期設定では仮面を外している状態であり、悪事をする時に仮面を着けている設定になっていた。この設定については最終回直前の『アニメージュ』1992年3月号にて紹介された。


オソダシ仮面の仲間編集

相棒として九官鳥のペチャクチャと、オソダシ家のメイドのウルルンを仲間に入れられているが、ウルルンは平和主義者なので半ば無理矢理入れられている。そのため、ウルルン自身はオソダシ仮面の悪事を何とかやめさせようとしているが、オソダシ仮面の強がりな性格とペチャクチャの口止めで、仕方なくオソダシ仮面に従っている。また、オソダシ仮面に片想いを寄せている。

尚、ウルルンはジャンケンマンやアイコ達とは基本的に仲良しである。


また、ゲスト枠でオソダシ仮面の祖父(こちらは孫同様に悪い性格の持ち主)が登場したエピソードがある。


得意技・発明した道具編集

得意技はじゃんけんの反則技であるおそだし。本人曰く「オソダシ仮面だから『あとだし』ではなく『おそだし』」になっている。尚、ジャンケンマンのジャンケンパワーの1つ、パーパワードームではこの技は使えない。パーパワードームはずるい事が出来ないように、正々堂々と試合をする力を持っているためである。


負けたらペンキでぺったぺた

第1話で発明されてオソダシ仮面が最初に使った道具。じゃんけんに負けるとはけが出てきてペンキを塗られてしまう。ビデオ(第1巻)のあらすじでは『オソダシ強化装置』となっている。パーパワードームのじゃんけん勝負で負けてしまい、ペンキを塗られ自滅した。

ソノキニナルトバッチ

第2話から登場。バッチを着けると悪の心を植え付けられ、オソダシ仮面の言いなりになってしまう。バッチを着けた状態だと「○○仮面」との名乗りが多い。簡単に外れやすいものの、バッチを着けている人はオソダシ仮面に操られている間の記憶が無い状態になる。


関連タグ編集

ジャンケンマン(アニメ) ジャンケンマン(キャラクター)


ばいきんまん:現在も放送されているそれいけ!アンパンマンシリーズの悪役。当アニメ制作の際にも影響を受けており、主人公達にやられても諦めない根性と、メカの作る能力が凄いなどの共通点をもっている。尚、アンパンマンとは小学館が発行する幼児向け雑誌にて競演をしている。


ホラーマン:声優を務めた矢尾氏が現在、アンパンマンのアニメにて演じているキャラクター。本質的には善人である一方ドキンちゃんに惚れている立場から、ばいきんまん達が住んでいるバイキン城に居候しており、時々ばいきんまん達と一緒に悪戯をしたりもするので、善悪両方に該当するもの関連タグとして記載した。

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