「幸せって、何なんやろなぁ……」
プロフィール
概要
「怠惰」を司るデスドライヴズの幹部。
『何もせずに得られる死』を求めている。
実力、能力共に全てが謎に包まれているという。
緑を基調とした球体のような形状をしており、手甲を装備した巨大な両腕が特徴。頭部には砲塔らしき角を生やしている。
肩と股関節が球体関節になっており、手足を自在に組み替えることができる。
人物(?)像
かつて仲間であったスペルビアにさえ手の内を明かさないなど、一見すればただ者ではないという雰囲気を醸し出す強者。
デスドライヴズで最も巨漢で屈強な見た目をしており、声や言動にも何処か威圧感を感じさせる。
……と、ここまで書いたが実は上記の人となりは全て虚勢であり、実力も滅茶苦茶弱い。スペルビアが手の内を知らなかったのも当然であり、そもそも明かす手が無かったため。
一挙手一投足に意味があるように見える為ブレイバーンとスペルビアが警戒していたが全く意味は無くただのハッタリであった。
「貴様等との力の差は明白」との発言も自分が弱いという意味で考えれば嘘をついてはおらず、不気味さを超えるべく何故か本気になって挑んできたスペルビアに対して「あ、これホンマにあかん奴」と発言し首以外を破壊された。
彼の性格や望みの死に方からして一度も戦った事がなかったからかもしれない。……じゃあ何でデスドライヴズやってんのこいつ?
素が出ると関西弁になり、実際はマイペースかつのんびりとした性格らしい。
ただ、生存能力だけは高いようで、生首状態になってもしばらく喋り続けていた。
その間も、「なんで自分ら戦うてるの?」「幸せって、なんやろなぁ」とものっすごく能天気な感想を述べつつ、最終的には文字通り何もせず、バーンブレイバーンとスペルビアの激しい戦いを見届けたのち、その余波によってそこらの雑魚同然の死を迎えた。でも本人は「なんか凄い戦い見れてラッキー」的な感想を述べており、ご満悦だった様子。
恐らく、デスドライヴズでスペルビアに次いで対話可能な個体。
OPでのデスドライヴズ幹部が映る場面ではいかにも大物そうに見える最後尾に佇んでおり、監督である大張正己氏も「僕が創るOPアニメでは、通常はラスボスがレイアウトされるポジションに置いて、第1話からミスリードを誘わせていただきました。」と明かした。
視聴者もある意味騙していたのである。
余談
名前の由来はおそらくラテン語で怠惰を意味する「セグニティーズ(segnities)」から。
怠惰の対に当たる七つの美徳は「勇気」である。
Memories_of_Deathdrives
ほぼ出オチだった、そんなセグニティスにも追悼動画が用意され公開された。
感想が完全に視聴者と同じじゃねーか