概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。大長編及び映画『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』にて初登場。
白い手と無限軌道が付いた小型の機械で、使用者及び周囲にいた人間の頬(南海大冒険でドラえもんが使用した時はヒゲ)をつねり、今まさに起こっている出来事が現実か夢かを確かめてくれる。ドラえもん曰く「つねられて痛ければ現実」らしい。
上記の説明だけ見れば「役に立たない道具では?」と思うかもしれないが、『南海大冒険』の終盤ではリバイアサンという怪物の胃に落ちたドラえもんとMr.キャッシュの窮地を救うきっかけに繋がった。
ちなみにドラえもんとキャッシュが吐き出された後もまだつねっていた。
また、原作漫画ではないが『ドラえもん最新ひみつ道具大事典』では、夢の中でこの道具を使用した場合は頬をつねられても痛くないという描写になっている。
学校のテストで100点を取ったのび太がこの道具で頬をつねってみたのだが、のび太は「痛くない!するとこれは・・・」と言っており、その様子を見たドラえもんは「そう、夢だよ」と言っている。