食中毒
しょくちゅうどく
食中毒とは、有害・有毒な微生物や化学物質等毒素を口から摂取した事で起こる、疾病(中毒)の総称である。
概要
食中毒とは、有害・有毒な微生物や化学物質等毒素を含む飲食物を人が口から摂取した結果として起こる下痢や嘔吐や発熱などの疾病(中毒)の総称である。
原因となった病原体や物質によっては血便(下血)や激しい腹痛、高熱などの症状があらわれることも…。
細菌による食中毒を予防する三大原則といわれているのは、
- 付けない(清潔)
- 増やさない(迅速、冷却、乾燥)
- 殺す(加熱など)
である。多くの細菌では、原因細菌が増殖し食中毒を発症しうる状態となっていても味や臭いを変えないため、飲食の直前に安全を確認するのは困難であり、これらの予防策に頼らなくてはいけない。
日本では夏場に増加する傾向にあるが、実は一番食中毒が発生するのは9月である。これは行楽シーズンで外食の機会が増加することや、暑さが落ち着いたことで油断してしまいがちであるためとされている。