概要
食中毒や感染症の原因となる細菌の一種。主に鶏や牛が保有している。
原因食品
生の鶏肉や牛肉などの生鮮食品が原因となることが多い。鶏肉を生で食べた後に下痢になった場合、ほとんどはカンピロバクターが原因である。また、まな板や包丁を介して野菜に付着することがある。
症状
サルモネラ菌による食中毒に似ているが、サルモネラ菌よりは軽症であることが多い。
数日~1週間程度で回復することがほとんどだが、子供や高齢者は稀に重症化することもある。稀に敗血症や髄膜炎、溶血性尿毒症症候群、ギラン・バレー症候群などの重大な合併症を起こして死亡することもある。
治療方法
治療の方法として、水分を十分に補給し、下痢による脱水症状を防ぐことが大切。
重症の場合は入院して点滴を受けたり、菌を殺す薬を服用することもある。
予防方法
関連タグ
腸管出血性大腸菌・O157 サルモネラ菌 セレウス菌 ボツリヌス菌 ノロウイルス