”ウーザ・ドーザ・ウル・ザンガ”
スペック
全高 | 48m |
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全長 | 35.8m |
全幅 | 17.2m |
重量 | 4,000t |
出力 | 2,500万馬力 |
概要
魔導騎士ウルザードと魔導馬バリキオンが、「魔神合体」することにより完成する「闇の覇王」。
本作における2号ロボであると同時に、所謂「悪の戦隊ロボ」に類する存在でもある。
元々、ウルザードに備わっていたのはウルケンタウロスへの合体能力のみであったようで、マジレンジャーとの戦闘の際に彼等からの攻撃でやられたように見せかけ、密かにその際の爆発から魔法力をかき集め、それによってウルカイザーへの合体能力を会得したという経緯を持つ。
ウルケンタウロスの時点でも既に、マジレンジャー相手に無類の強さを発揮していただけに、前述した経緯で合体を可能としたウルカイザーはその上を行く実力を発揮し、物語前半における強敵として幾度となくマジキングの前に立ち塞がった。
物語終盤にて、ウルザードが記憶を取り戻し正義の戦士になってからは、合体呪文も「ゴール・ルーマ・ゴル・ゴンガ」と、天空聖者の用いるそれへと変更され、合体・必殺技発動時に出現する魔導陣は金色に変化。冥府神とも互角以上に渡り合うほどの活躍を見せた。
能力
黒を基調としたカラーリングに、ボディの各部を走る金色のライン、それに胸部装甲として配された「ジャガンシールド」と、同じ魔神ながらもマジキングとは異なり、鋭角さや禍々しさが前面に押し出された出で立ちが特徴である。
主武装として、バリキオンの首と尾を変形・連結させることで完成する長槍「バリジャベリン」を振るい、円を描くように回転させて魔導陣を発生させ、これごと敵を斬り裂く「バリジャベリン魔導斬り」は、マジキングのキングカリバー・魔法斬りをも凌ぐ威力を叩き出す。
後にこの技の強化版として、「ウーザ・ドーザ・ウル・ウガロ」の呪文で魔力をジャベリンに集め、同じ要領で繰り出す「バリジャベリン暗黒魔導斬り」が登場した他、前述の通り記憶を取り戻してからは「天空魔槍斬り」と呼ばれる同様の必殺技を使用したこともあった。
この他にも、等身大時と同様に「ドーザ・ウル・ザザード」の呪文で飛ばす狼型の衝撃波や、「ウル・ザザード・ザンガ」の呪文で発生させる暗黒の竜巻、それに相手を拘束する黒い縄の生成など、魔法による攻撃も得意としている。
関連タグ
ブルタウラス:『星獣戦隊ギンガマン』に登場する巨大戦力の一つ。番外戦士に類するヒーローと、そのパートナーたる巨大戦力の合体によって構成され、黒いボディや槍を武器とする点でも共通・近似点が見受けられる