ほかほかホリデー高校
ほかほかほりでーこうこう
みんな!海に出ろ!
概要
ほかほかホリデー高校とは、パワプロアプリに登場する高校である。
2024年の2月26日に実装のシナリオでパワプロアプリで38番目に実装されたシナリオとなる。
実装数日前にお披露目となり、キャラも設定も完全新規のシナリオとなっている。
略称はホリ高。試合時にはホリデー高校と省略されている。
山奥にある高校ながらマリンスポーツに力を入れており、チームメイトも南国気分で困るパワプロくんだが、高校が海の近くに引っ越すところからシナリオは始まる。
モブ選手はマリンスポーツで日焼けをしており、チームメイトの固有選手3人はアロハシャツを普段から着て南国気分というゆるさである。(シナリオでは試合になるとユニフォームを着てくれる。)
とはいえそのゆるさに見合わないような実力を兼ね備えている。
また、ほかほかホリデー高校の海岸には様々な物が流れつくためそれを活用して練習を重ねていく。
前述の通りマリンスポーツに力を入れていることもあり高校の所有するビーチでは安全監視がバッチリらしく、監視員50人と監視艇10隻が24時間体制で見張っているようで何かあっても多少のケガで済むらしい。
マリンスポーツをすることになるため、テキストの差し替えの問題もあってかマキマをデッキに入れることはできない。
登場人物
ほかほかホリデー高校
主人公
おなじみパワプロくん。
シリーズおなじみの相棒。
休森遊(やすみもり ゆう)
何もせずぼーっとするのが大好き。努力が苦手で遊んでばかりだが、スポーツ万能なうえに学業も優秀。
ポジションはピッチャー。
東風平晴来(こちひら はるき)
能天気な巨漢で、歌って踊るのが大好き。運動神経は良く、ジャンルを問わず何でも踊れる。
ポジションはキャッチャー。
白浜浅海(しらはまあさみ)
ウクレレが大好き。普段は何を考えているか分かりにくいが、基本的には常にウクレレを演奏するチャンスをうかがっている。
ポジションはピッチャー。
夏目鳳梨(なつめほうり)
マネージャーそっちのけでマリンショップの経営にいそしんでいる。
行動力抜群で、彼女が動き出したら誰も止められない。シナリオにおける重要人物。
監督。支良州水産高校以来となる名前ありのモブ監督。
沖永良部
モブ顔だがパワプロシリーズでは珍しい副顧問。
一部イベントにて登場。
砂布因誠司(さふいんせいじ)
学校の移転を手引きした謎の人物。三度の飯よりサーフィンが好き。
さわやかなみのり高校
パワプロ9(Switch版パワプロ無印)以来の登場となる。
ちなみにさわやかなみのり高校はパワプロアプリでは十門寺東高校にてアイドルバトルステージで優勝を逃すとランダムで名前のみ登場していた。
その他人物
安内なみきの相棒の犬。なみきがバカンスに出かけているらしくこのシナリオではちくわが遊び方の説明をしてくれる。また、天才の入部届を持ち込むとなみき同様に驚く。
砂布因誠司の正体。異常気象を撃退しないと登場しなくなる。
地球をサーフボードにしようと目論む。休森のおじいちゃんと因縁がある。
サーフィン星人の色違い(と呼ばれてしまう)。異常気象を撃退しないとそもそも登場しない。
北極と南極の氷を溶かして陸地を全て海に沈めようと計画を企てる。
おなじみのスカウト。
影山の別荘の近くに高校があるためヒマつぶしということでパワプロくんらを目にかけるようになるが、評価を上げると影山もマリンスポーツに興味を持つようになる。
増淵
うららか増殖本舗の人物。
マリングッズを複製でき、エジプトで学んだ錬金術で金塊の複製もできる。
小清水
不用品の回収業者のココナッツ・クリーンの人物。
ほかほかホリデー高校の噂を聞きつけやってきてマリングッズやそれ以外のもの、さらには不眠症とサボりぐせも買い取ってくれる。
ほかほかホリデー高校に昔より言い伝えられている幻の巨大生物。
カニのような足にサメのような口、トドのような胴体らしく、留年した生徒を飲み込んでいるという噂がある。ランダムイベントで名前のみ登場し、経験値を偏らせるイベントでは台詞のみの登場。そして条件を満たした際のイベントにて登場。立ち絵は円卓高校のトゥルールートのクライマックスにて登場した闇野栄剛のように影に光る目という姿になっている。
大時化渡
主人公の2つ上のキャプテン。7つの部活のキャプテンを掛け持ちしておりダイビングサーフィンの発明者。
余談
実装数日前に示唆するビジュアルイラストが公開されたが砂浜にサーフボードとパイナップルというイラストで北雪トロピカル分校やパワプロ9,13のさわやかなみのり高校、パワプロ2018の南国リゾート学園等のシナリオではないかと予想されていた。シナリオでは北雪トロピカル分校とさわやかなみのり高校と同じ地区にある事が判明した。
ゲーム内や公式サイトで掲載されたほかほかホリデー高校のストーリー概要では
山奥にあったほかほかホリデー~♪
何の因果か海辺へ移転~♪
白い砂浜 青い海~♪
サーフィン カヤック ダイビング~♪
AH~ ほかほかホリデー~♪
いい天気が続くといいな~♪
「ほかほか・ソング」
作詞:東風平 晴来
作曲:白浜 浅海
と東風平と白浜が作ったほかほか・ソングという曲が載っておりシナリオの解説になっていない。
シナリオが今までにない方向でぶっ飛んでおりそれに伴い汎用イベントも差し替えられている。例としては不眠症イベントがホエールウォッチングを楽しみにしていたら眠れなくなって不眠症になり、不眠症が発動すると焼き魚の食べ過ぎが原因で眠れなくなる。また、抜き打ちテストが筆記テストではなく100分以内で5kmを泳ぐ遠泳テストが実施されることになる。
他にもバッドステータスのサボりぐせが発生するとマリンスポーツをせずに野球の練習をする事になる。ちなみに技術ポイントが手に入る代わりに体力と精神ポイントが減少し、チームメイトの評価が下がる仕様となっている。
ぶっ飛び具合に関してはおバカが多いが野球自体は真面目にやっていた大筒高校以上と評するユーザーもみられる。
どちらかと言えばパワサカのようなの振り切り具合だがパワサカも基本的には根底にサッカーがあるためかなり異色のシナリオとなっている。
実際にプレイしてみると分かる気温が異常気象レベルで暑くなったり寒くなったりとおかしくなるため、シナリオ実装初日に(それ以上に変動することもあるが)「気温が60℃下がった。」というスクショの投稿がバズることとなった。
また、気温が99℃になると海水がほかほかすぎてヤケドしてしまうためマリンスポーツの代わりにビーチでアメフトをするイベントが発生する。逆に気温が-49℃になると砂浜に雪が積もりスノーボードをすることになる。
あまりにぶっ飛んでいるせいか、
現実でマリンスポーツをする際には、天気や波などの状況が安全かどうかを十分確認しましょう。
決してほかほかホリデー高校のマネをしないでください。
という注意書きがアプリ内の育成のコツ内に記載されてある。
他にも一打席勝負が行われるイベントがあるキャラのフォローのために
一部のイベキャライベントで野球勝負をする際に校庭の野球場らしき場所が現れることがありますが、その場合は近隣校のグラウンドを借りています。
と育成のコツにこちらも記載されている。
前述にある通りほかほかホリデー高校の海岸には様々な物が流れつくが、勝手に自分たちの物にしているわけではなく特別捜査チームという部隊が交渉の末に譲り受けている。特に金塊だと三日三晩に及ぶ粘り強い交渉の結果譲り受け、逆に空き缶だと落とした主を探し出し説教をしているとのこと。なお、空き缶はそのままほかほかホリデー高校の所有物になるが完全に不用品というわけではなく、買い取ってもらうまでは分からないがたまにパワフルジェットバナナというレアな飲料の空き缶(ミスで純金で作られた空き缶)が手に入り高く買い取ってもらえる。
キャラの設定を反映して倉家凪は釣り、泡瀬満里南はダイビングが得意練習として設定されてある。とはいえ休森はサーフィンが得意練習として設定されているわけではない。
矢部がダイビング星人の計画を聞いた際にバッドエンドな計画と反応するがマニアな矢部としてはこの作品の結末を連想したのかもしれない。