「身の程知らずのお調子者には、こうやってたまに踏んづけてあげないと。」
概要
CV.新井里美
ニケを造る会社の一つミシリス・インダストリーのCEO。
ニケの学校である「M.M.R付属高校」の理事も務めている。
幼い印象も感じさせる小柄な若い女性で、性格はクソガキと言われても文句言えない程傲岸不遜……というか、作中でアーク内でクソガキと言えば彼女しかいないという認識があることが明言されている。
自社のニケであろうと目的のためであれば傲慢にしか見えない行動を行うこともあり、主人公や主人公の部下であるカウンターズからの心象は最悪に近い。
特に主人公のことは若造の新人指揮官だった癖に自分のことを知らないという初対面や、事あるごとに自分の言動に対して批判的であるため目の敵にしており、とある出来事への報復としてその命を奪おうと画策したこともあった。
しかし、逆に主人公の有能さを見せつけられたときは自分の下につけとヘッドハンティングしたりと多少は実力を認めている模様(ただし、それまでの言動の酷さ故に主人公からは即座に断られた)。
基本的にニケを兵器にしか考えていないが、自社のコンセプトモデルの、一部の名前持ちのニケに対しては一変して「娘」として接しており、時として彼女達優先で自ら行動する事がある。
ミシリスのブランドを傷つける者に慈悲はなく、ミシリスの名を騙って一般人から金を巻き上げた人間に対し、アウターリムへ追放している。
中央政府にとっても彼女はその傲慢かつ、自分勝手な言動故に頭の痛いような存在ではあるが、ミシリスがアーク全体でも重要な役割を果たしている三大企業(一社でも欠けばアークが成り立たなくなるレベル)の一つであり、同時にシュエン自身もそれほどの企業の経営を今に至るまで担って来た、早々替えの効かない本物の才覚者である。
要はその地位や傲慢さは相応しい能力と実績に裏打ちされたものである点がなんとも性質が悪く、「シュエンの排除=ミシリスの崩壊=アークの崩壊」という冗談のような図式がマジで成り立ってしまいかねない超重要人物であることから、迂闊な手出しができない状況にある。
その人望の無さはある意味筋金入りでさえあり、前述の娘として接しているニケ達からも「自分たちはシュエンにとってお気に入りの玩具に過ぎない」と見做されている。
関連タグ
メスガキ…厳密に言えば違うのだが、pixiv等の2次創作での扱いとしてはかなり近い。本編中での態度からかわからせたいという願望が強いようで、本タグで検索すると4割近くものR-18作品の投稿率を誇り、かつ投稿作品の傾向もそういう方面の作品の割合が高い。