概要
暗黒大陸に亡命中のゼネバス帝国が開発した一人乗り用の魚型潜水艦ゾイド。
サイズは中型ゾイドに相当し、海中・海上以外に陸上でも動ける水陸両用機。
従来のパワーユニット(ゼンマイ)を強化したHiパワーユニットシリーズ第1弾で、
シンカー同様、タンク内部に発泡スチロールを入れる事で水に浮かべて遊ぶ事ができる。
ハズブロより発売された北米仕様では、諸事情によりウォーシャーク(War Shark)と改名されている。
ヘリック共和国が開発したゾイド・ウルトラザウルスの戦闘力に対抗出来ず、
追い詰められたゼネバス帝国軍は中央大陸からの脱出を決断。
サーベルタイガー隊の活躍で戦力の大部分の撤退を成功させ、ガイロス帝国が治める
はるか北方の暗黒大陸へと落ち延びた。
暗黒大陸に亡命中の帝国軍は中央大陸への再侵攻の準備を進め、多数の新型機を開発する。
ウオディックはこの時に誕生したゾイドの一つで、シンカーの後を継ぐ海戦力である。
耐圧設計されたモノコック式のボディを持ち、1万2000mの深海の強烈な水圧にも耐えられる。
武装は口腔内に装備された音波砲「ソニックブラスター」と背部に装備された
中口径ビーム砲と魚雷/ミサイルランチャー。
惑星Zi大異変(グランドカタストロフ)から数十年経ったガイロス帝国軍でも正式採用され、配備された。
この頃は既に旧式となっていたが、オーガノイドシステムを限定的に使う事で性能を上昇させつつ
大量生産する事に成功。
共和国軍の新型機・ハンマーヘッドをも上回る水中での戦闘力を見せ、活躍した。
アニメでは『ゾイド新世紀/ゼロ』で出演、主人公が所属するチームブリッツと戦った。
本作では海で戦う機会は無いので、砂漠に潜ったり跳ねたりして暴れ回った。