概要
『そのケータイはXXで』は上甲宣之による小説及びこれを原作にした映画である
第1回『このミステリーがすごい!』大賞で、最終選考に残る。受賞には至らなかったものの、インターネット読者投票2位を獲得した事や内容が評価され、隠し玉(編集部推薦)として宝島社から2003年に刊行された。
発行部数は約10万部。2007年には全国東映系で『エクスクロス 魔境伝説』というタイトルで劇場映画化もされている。また、本作を原作とした漫画版が出版され、ケータイコミックサイト「ワンダーコミック」から配信されている。
ストーリー概要
女子大生の水野しよりは友人の火請愛子とともに山奥の阿鹿里村を訪れる。だがそこは昔の風習や因習が残る怪しげな村であった。しよりは押入れの中から見つけたケータイにかかってきた電話から村の秘密を知る。だが愛子との連絡が取れない。しよりはケータイの声に導かれ脱出を試みる。