森下能幸
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もりしたよしゆき
森下能幸は、日本の俳優。
1962年12月4日生まれ、東京都出身。
東海大学付属相模高等学校および東海大学時代はサッカー部に所属。
松本きょうじ主宰の劇団ランプティ・パンプティを経て、1991年に北野武監督の『あの夏、いちばん静かな海。』で映画デビュー。
以降、北野作品には複数回出演しているほか、石井克人監督作品などでも強い印象を残していく。
日本映画・テレビドラマに欠かせない脇役といえるほど数々の作品に出演するほか、声優としても活動している。
歯並びが悪く、幸の薄そうないかにも「冴えない」「気持ち悪い」「変質者」役を演じることが多いが、時には「気弱で冴えないが意外な才能を発揮する」などの重要な役どころを演じ、普段影に隠れてしまう男性から共感を得ている。また、『仮面ライダーゴースト』での西園寺主税のような本編におけるヴィランを演じることもある。
実際本人もこれまで数多く演じてきた冴えない役柄のイメージ通り大人しく腰が低い。滑舌がやや悪く「なにぬねの」が苦手で「にゃににゅにぇにょ」になってしまうことがあり、よくNG大賞で放送されている。しかし共演陣から愛されており、『信長協奏曲』にてNGを出した際に髙嶋政宏に笑顔で「アウトー」と言われ、向井理からは「森殿、アウト」と冗談交じりで言われた。本人やドラマにとっても重要なシーンでは緊張し過ぎてしまい、2回NGを出し、可哀想になるほど落ち込んでいたが、周りも重要なシーンでプレッシャーがあることを知っているため共演陣もスタッフも笑いながら許していた。
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