概要
映画『ラオウ伝 純愛の章』から初登場した拳王軍の軍師。
後に漫画『ラオウ外伝 天の覇王』にも登場した(メイン画像は外伝のもの)。
ラオウが心を許す数少ない人物の一人で、北斗神拳を修めたラオウの覇道に協力するために妹と死の海を越える。
映画では、宴の席で踊り子に化けて拳王の命を狙う刺客を招き入れた罪としてその場で拳王に粛清され、早々に物語から離脱してしまう。後にこれは、不治の病に侵されたソウガが軍の指揮を高めるためにラオウととった誅殺劇であることが明かされる。
外伝では物語のメインキャラクターとして、「拳王軍」の立ち上げに大きく関わっている描写が登場する。「かつては韋駄天と称される瞬脚の持ち主」「嵩山旋風脚(すうざんせんぷうきゃく)の使い手」などの設定が追加された。また、映画版で触れられた「不治の病」も、黒山陰形拳のガイヤによって肺を破壊されたものとされた。
容姿は黒の長髪にアゴ髭を蓄え、右目に傷がある。
(心なしか同作者の漫画『蒼天の拳』に登場するシャルル・ド・ギースに似ている)
天の覇王版は作画か異なることもあり、映画版よりも細身で少年らしい顔立ちになっている。
また、右脚は喪失しており義足を装着している。外伝では、後に拳王支配下の監獄都市となる「カサンドラ」の王室トラップに脚を挟まれた際に失ったとされている。