曖昧さ回避
※「桑原和男」のみで検索すると、検索結果の大半がGANTZの登場人物関連の作品になるため、検索ワードに「吉本新喜劇」を併記するのが望ましい。
概要
本名:九原一三
生没:1936年2月23日~2023年8月10日
吉本新喜劇の前身である「吉本ヴァラエティ」から在籍。21世紀になるとメンバーの中では最年長かつ最古参となる。主に脇役として新喜劇を支える一方、若手役者の育成にも尽力した。新喜劇にはお婆さん役で出演することが多かった。
新喜劇の生き字引的存在で、劇団員が座長へ昇格する際には桑原からお墨付きをもらうことが必要と言われていた。
略歴
1936年2月23日、小倉市(現在は北九州市小倉北区)に誕生。
1961年、吉本ヴァラエティに入団する。
1964年、吉本ヴァラエティが吉本新喜劇に名称変更。
1969年、吉本新喜劇の座長となる。
1972年、座長を退き、脇役として新喜劇の黄金時代を支えた。
2018年、体調不良のため定期公演を休演。その後は休養を挟みながらの出演となっていた。
2023年8月10日、老衰により死去。享年88歳(満87歳)。
持ちネタ
- 「ごめんください!『どなたですか』『○○です』『お入りください』、ありがとう」などと一人で会話する。
- 「神様ぁぁぁぁぁ!!」
劇中、あまりにも無情な展開になった時、「なんでこんな事になったんですか神様……神様……神様ぁぁぁぁ!」と悲痛の叫びと共にチゴイネルワイゼンが流れる大袈裟なギャグ。最後には観客・視聴者へ感謝しながら新喜劇の応援をお願いした後、間を空けて「ご静聴ありがとうございました」とオチをつけるのがお約束となっている。
ちなみに桑原+チゴイネルワイゼンでないとこのネタは成立しないらしい。
- 「今は男や~」
和子お婆ちゃんの時限定のギャグ。お婆ちゃんのくせに女性の登場人物にセクハラ行為をはたらいた際、止めに入った者から「何しとんねん!」と言われたらすかさずこう返す。お婆ちゃんキャラじゃない時に「お前お婆ちゃんだろ」と言われると「今日は男や!」と返すパターンもある。