二人の少女が織りなすSFアクション
概要
DOUBLE_HELIX_BLOSSOMは週刊コロコロコミックにて毎週土曜日に配信されている漫画作品である。
漫画の作画は西馬ごめゆきが担当。
公式での略称は「ダブブロ」で、Xのハッシュタグとしても使用されている。
また、本作はボードゲームにもなっており、「ダブルヘリクスブロッサム 天空の双華」として販売中。
あらすじ
事件の途中に大けがをし、現代の技術では治療不可能なため、60年間のコールドスリープを余儀なくされた主人公「東雲菊」。60年後の日本、東雲菊が所属していた警察機構は大きく変わり、民間警察が主流となっていた。そんな中、重犯罪者「月下香」と菊はバディを組むことに…。長き眠りから覚めた菊と超能力を使う香が織りなす近未来バディアクション!(公式より)
登場人物
- 東雲菊(しののめ きく)
メイン画像左の人物。
本作の主人公その1。19歳。(コールドスリープの期間を含むと79歳)
2020年代に警察官として働きだしてすぐに瀕死になり、60年間のコールドスリープを余儀なくされた。
旧人類のため特能による精神干渉を一切受け付けない。
バディである香の事は一貫して「香ちゃん」と呼んでいる。
- 月下香(つきさがり きょう)
メイン画像右の人物。
本作の主人公その2。16歳。
大量殺人を行った犯罪者で、作中世界で唯一の「クラス9」である最強の特能使い。
胸部には特能を封印するための装置「インターセプター」が取り付けられている。
バディである菊の事は最初「おばあちゃん」と呼んでいたが、途中から「マム」と呼ぶようになる。
- マリア・ヴィンセント
香に装着されている装置「インターセプター」を開発したヴィンセント社の社長であり、菊と香の上司。
とある目的で特能使いを捕まえるため、二人にバディを組ませる。
香からは呼び捨て、菊からはさん付けで呼ばれている。
本作を象徴する特徴
- 豪華製作陣
原案はリコリス・リコイルのアサウラ、キャラクターデザインは終のステラのSWAVといった豪華製作陣が起用されている。
- 世界観
先述のキャッチコピーやあらすじに記載されている通り、作中では現代(2020年代)から60年が経過した近未来の日本が舞台となっており、超能力を使う人間の存在や現代から大きく変わった警察機構、雲の上に浮かぶ巨大な空中都市といったSF要素が描写されている。
作中用語
- 特能・特能使い
人間の肉体から発見された未確認の物質「外部神経」を体外に伸ばし、物質に神経を通して操る特殊能力、通称「特能」。
車や船をといった物を浮かせる、情報伝達の手段、他人の精神に干渉して意のままに操作といった事が可能で、やろうと思えば他人の精神を破壊して廃人にする事もできる。
この特能を使用できる超能力者が通称「特能使い」
- 民間警察
特能使いによる犯罪が横行し治安が悪化、手が回らなくなった警察が人手不足をカバーするために業務を民間企業に委託した警察機構。
菊と香の所属するヴィンセント社の他にも多数の企業が民間警察を所持している。
- インターセプター
ヴィンセント社が開発した特能を封印する装着。
装着の義務化はされておらず、普及率は国民全体の30パーセント程度。
関連イラスト
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関連動画
本作のボードゲーム「ダブルヘリクスブロッサム 天空の双華」の解説動画