概要
ナイトメア事件にて、エックスが獲得したアーマーの一種であり、ファルコンアーマーを元に、ゼットセイバーとの連携を重視されたアーマー。
前作のオリジナルのファルコンアーマーと違って特殊武器のチャージも可能。
パワーアップパーツ
作中ではパーツのデータを全て集めることで使用可能になるが、どのパーツがどのような効果を持っているかは解説が無いので不明のため、他のアーマーのパーツの性能から推測したものを表記する。
ヘッドパーツ
特殊武器のエネルギーの消費量を軽減(2/3)。
ファルコンアーマーと同じだが、ブレードアーマーの性能上、重要なパーツの1つ。
フットパーツ
空中で上下左右の4方向にダッシュ移動できる「マッハダッシュ」が使用可能となる。
空中でダッシュボタンもしくはジャンプボタンで発動し、距離の調節はできないもののX3のヴァリアブルエアダッシュを上回る機動力を発揮する。
使用時に一瞬溜めモーションが入り、出始めには攻撃判定と無敵時間が現れる。
発動方向を決めるための溜めモーションなので、左右と上へのダッシュは移動や障害物の突破に使い、真下への高速移動は下方向への緊急回避か足元にいるメットールなどの小型メカに使うといいだろう。
空中でダッシュボタンもしくはジャンプボタンを長押しすることでホバリングのように滞空することも可能だが、どちらか一方を長押ししていると図らずも滞空してしまう。
過去作のエアダッシュのように使う場合は、発動時はどちらかの押しているボタンから指を離すといったマッハダッシュならではの癖を把握しなければならない。
使いこなせれば滞空を利用して横移動や上昇や着地を迅速に扱える。
飛距離はファルコンアーマーのエアダッシュ(ダッシュボタン)の約2倍であり、カスタムパーツのハイパーダッシュを装備すれば飛距離と無敵時間が伸びる。
マッハダッシュの攻撃判定はアルティメットアーマーのノヴァストライク同様に特殊武器扱いになるらしく、特殊武器なしでもハイマックスにダメージを与えることが出来る(ガードシェルによるヒット数増加も有効)。
ボディパーツ
被ダメージを半減し、「ギガアタック」が使用可能になる。
ギガアタックのエネルギーは被ダメージ時もしくはライフエネルギー取得時に回復し、使用すると空になる。
発動すると前方に2発の巨大化したチャージセイバーの衝撃波を放つ。
貫通性能を持った飛び道具のため使い勝手が良く、一部特殊な相手以外には概ね通用する優秀なダメージソース。
他アーマーのギガアタックと比較してもシンプルで使いやすいタイプとなっている。
ファルコンアーマー:画面全体を攻撃する。弾が発生する場所はランダムなので敵や位置によっては当たらない。
シャドーアーマー:エックス周辺に三日月状の斬撃を放つ。他のギガアタックより攻撃力に優れ、ボスへのダメージも高い。射程が短いため撃破できなかった場合は被弾するリスクがある。
アルティメットアーマー:無敵の体当たり攻撃を無制限に使える。ギガアタックで唯一特殊武器判定を持ち、ハイマックスにも効果がある。壁に隣接したボスには接触ダメージのリスクがあり、シグマ第2形態相手には向かない。
アームパーツ
用途の異なる2種類のチャージ攻撃を得る。
従来の溜め撃ち操作で小型のプラズマチャージのようなチャージショットと上方向キー+溜め撃ち操作で強化版セイバーを振るチャージセイバーが使える。
バスターモード時は弓のような形状で、ブレードモード時はバスターの突起が開いて剣の柄のような形状に変化する。
【チャージショット】
チャージショットには地形貫通効果はないものの敵貫通効果は備えており、敵にヒット後は突き刺さるような形のプラズマが1つ発生して追加ダメージを与える。
攻撃力はスピアチャージやノーマルチャージよりも下であり、攻撃判定もノーマルチャージより狭い。
プラズマもプラズマチャージと異なり一定以上の耐久力を持つ敵に対してのみと非常に限定的。
上記の点からチャージショット性能はアーマー無しより劣るというXシリーズでも異色のものになっている。
チャージショットの威力は低いが従来の使い方が可能なため、チャージセイバーが当てられず距離を取られた際の妥協攻撃や動き回る敵への安定したダメージソースとなる。
プラズマが発生する雑魚敵は主に地上にいるのでプラズマ+セイバー連撃orショット連射でバスター未強化のノーマルエックスやファルコンアーマーより同じやり方で素早く倒せてしまう。
【チャージセイバー】
もう1つのチャージ攻撃であるチャージセイバーは通常セイバーの攻撃力アップ版であり、チャージ攻撃主体で戦う場合はこちらを多用すべきだろう。
このチャージセイバーは空中で発動すると一時的に滞空して次の攻撃へ繋げることが出来る上に今作のチャージ特殊武器は攻撃判定が残る物が多いので対空を利用することで安定してダメージを与えやすい。
このチャージセイバーの利点は攻撃の有効範囲が広いことであり、中ボスや第2形態シグマ、タートロイドの甲羅やミジニオンの泡などにも有効。
一応ショットイレイザーも付与されているのだが、基本的にガードシェルを使った方が攻防共に安定する。
どのチャージ攻撃もガードシェルバグの恩恵を受けられる上にファルコンアーマーと同じく特殊武器チャージも可能。
滞空を含めて上下左右への移動手段を持っているので追加ステージギミックのナイトメアSへの対応力が高い。
ブレードアーマーのデータがあるステージ
ヘッド:グランド・スカラビッチステージ
フット:コマンダー・ヤンマークステージ
ボディ:シールドナー・シェルダンステージ
アーム:インフィニティー・ミジニオンステージ
かつての評価
現在では度重なる研究によりブレードアーマーの強さは見直されているものの、以前は対となる接近戦重視のシャドーアーマーの方が手軽に高性能化できるためか弱いと言う印象が付きやすい。
今でも操作が複雑故にアクションが苦手なプレイヤーからは弱いと言われがち。
チャージショットとチャージセイバーの使い分けによる遠近対応
ブレードアーマーのチャージショットとチャージセイバーは、ノーマルエックスやファルコンアーマーのチャージショットより攻撃力が劣る上にチャージセイバーの発動は「上を押しながら攻撃」というコマンドが地味に手間なのが欠点。
特殊武器のチャージ可能
特殊武器のチャージが可能。ボスキャラ相手に有効な特殊武器を使用できる…これは初期装備のファルコンアーマーも同様。
マッハダッシュによる高い空中移動力
通常のエアダッシュの2倍の速度で上下左右に移動できるのだが発動前の溜めモーションもあって不慣れなうちはカッ飛び過ぎて制御しにくい。
対となるシャドーアーマーにはエアダッシュ機能がないという欠点があり、これが大きく響く場面が存在しているので、アドバンテージが取れている。
ただしこれは装備の違いで詰みが発生しかねないステージ構造が悪いのだが。
ギガアタック
前方一直線状に貫通性能を備えた衝撃波を飛ばすシンプルな攻撃。
しかしシンプル過ぎるせいか派手さがなく、大ダメージを出せるシャドーアーマーや無制限で使えるアルティメットアーマーと比べて地味。
ブレードアーマーの操作の複雑さと単体での攻撃性能の低さ、そしてこのゲームが出た当時は道中は特殊武器を使わずにバスターのみで攻略すると言う考えもあり、シャドーアーマー入手にブレード必須の場所で使ったら後は御役御免と言うプレイヤーは多かったのではないだろうか?
アーマーのデザイン自体は歴代アーマーのような正統派路線を受け継いでいて真っ当にカッコいいのだが……。
剣を司る鎧の真価とは何か?
ブレードアーマーは遠距離と近距離2種類のチャージ攻撃を使い分けることができ、その複数の攻撃手段にマッハダッシュの無敵時間・攻撃判定・移動距離を活用すれば縦横無尽に動いてダメージを稼ぐことができる。
単体火力はシャドーアーマーに劣るが、特殊武器とカスタムパーツが揃っていけばいくほどチャージセイバーと特殊武器による【連携攻撃】も可能だ。
チャージショット・チャージセイバー・マッハダッシュ・ギガアタック・特殊武器を組み合わせることで攻撃範囲と火力が目に見えて上がり真価を発揮できるようになり、他のエックスでは攻撃出来ない場面でも攻撃が出来ることがあり、攻撃力の低さを高いダメージ効率で補うことが出来る。
シャドーアーマーの円月輪のように一つの武器に傾倒する性能ではなく、ブレードアーマーは持ちうる機能をフル活用することが求められるアーマーである。
そして、ハンターランクが上であるならば強化パーツの装備スロットも生まれるので、より活躍させやすくなる。
それらのパーツは以下の通り
バスター強化パーツ
- 【アルティメットバスター】
- チャージ無しでフルチャージ攻撃を使える。ただし通常弾・セミチャージ・通常特殊武器が使えなくなる。
- 【ハイパーチャージ】
- チャージ時間を半分にする。通常弾・セミチャージ・通常特殊武器も使うことができる。
- 【マスターウェポン】
- 特殊武器の攻撃力を強化する。単体での火力が低いブレードアーマーと相性が良い。
- 【エナジーセーバー】
- 特殊武器のエネルギー消費量を半分にする。ただし、これはノーマルエックスを基準とした軽減であり、ヘッドパーツのエネルギー消費軽減とは重複せずエナジーセーバーが優先される。
- 【バスタープラス】
- バスターの攻撃力を上げる。ただしブレードアーマーのフルチャージ攻撃は強化されないため相性が悪く、装備した場合通常弾とセミチャージだけが強化される(セミチャージがブレードチャージショットと同等)。
- 【ラピッド5】
- バスターの通常弾の同時発射数を3→5に増やす。
- 【スピードショット】
- バスターの弾速を上げる。オートチャージ機能をONにすれば、エックスバスターor特殊武器の通常弾⇔チャージ弾の切り替えが容易に行うことができ、相手にもよるが、バスタープラス+ラピッド5+スピードショット+連射機能ONで倒す事も可能である。
エックス固有の強化パーツであるアルティメットバスターとハイパーチャージは二者択一の関係である。
アルティメットバスターは無チャージでチャージ攻撃ができるメリットがあるが、チャージショット後にクールタイムが発生して即座の追撃ができない。
例外として空中チャージセイバーだけはチャージショットへ繋ぐことができ、擬似的なダブルチャージ攻撃となる。
また当然のことながら通常版の特殊武器は使えない。
ハイパーチャージはチャージショット後の追撃が可能で、小回りの利く通常版特殊武器を使えるメリットがある。反面、チャージ時間が必要なため始動に僅かなタイムラグがある。
火力を取るか小回りを取るかはプレイヤーの判断となる。
身体強化パーツ
- 【スピードムーブ】
- 通常移動速度を上げる。
- 【ハイパーダッシュ】
- ダッシュ速度を上げる。ダッシュの移動距離が短くなってしまうが、マッハダッシュは移動距離が伸び、発動時の無敵時間も延びる。
- 【ハイジャンプ】
- ジャンプ力を上げる。特にデメリットなく移動力や回避力を強化できるのでおすすめ。
- 【ショックアブソーバー】
- 受けるダメージを半減し、ノックバックを防ぐ。ただしブレードアーマーがダメージ半減効果を所持しているので、装備時に適用されるのはノックバック防止のみとなる。
- 【ダブルバリア】
- 被ダメージ時の無敵時間を延長する。防御力の底上げやトゲ地帯の突破などで役立つ。
- 【チェンジエナジー】
- 敵から受けたダメージを特殊武器エネルギーに変換する。
強化パーツの組み合わせ次第で、戦闘能力の大幅強化を始め、ステージの走破、ボス戦闘をスムーズに繰り広げることが出来る。
重要なのはプレイヤー自身の練度を育てていく事である。上級者向けアーマーではあるが、上下のダッシュが行える唯一のアーマーでもあり使いこなせる練度までになれば終盤まで第一線で活躍ができる。
特殊武器との併用
ブレードアーマーはバスターのボタンで通常ショットの連射とチャージショット、チャージセイバーを使えるためX6では唯一特殊武器とセイバーの連携が出来るアーマー。
特にチャージセイバーは中ボスへのダメージソースとしてはバスターよりも優秀であり、ここはノーマルエックスやファルコンアーマーよりも強化されている部分と言える。
発動すれば一定時間持続する特殊武器との相性が良く、連続攻撃で大きなダメージを与えられる。
マッハダッシュと併用すればより安全に発動し、攻撃範囲を広げることが出来る特殊武器も存在する。
尚、特殊武器の使用をより円滑に行うためキーコンフィグで発動ボタンを変更することを推奨する。
デフォルト状態のままではチャージしながらジャンプすることが難しい。
おすすめはL1ボタン(R1にダッシュを割り当てているなら)。L1ボタンであればチャージ中でも通常アクションを妨げない。
【ゼットセイバー】
最初から使えるエックスのもう1つの武器であり、これを弱点とするボスもいるため、ロックマン8のロックボールに近い。
しゃがみ斬りは使えず、ゼロのような速度と攻撃力はないが地上限定のゼットバスターと違って空中でも使える利点があり、ワンボタンで満遍なく敵にダメージを与えられるためダメージソースとしては万能。
特に武器が揃わない序盤ではチャージショットorセイバーから素早く繋げられるのは射撃型故に追撃が弱いエックスが通常ショット以上の火力を出せるのは大きい。
威力は無強化セミチャージと同等だが、セイバーキャンセルを駆使することで「乱れ斬り」を使えて素早くダメージを与えられる(一定時間動かないボスにはかなり有効)。
空中チャージセイバーから素早く使えたり、耐久力のある敵に対してはチャージショットとプラズマの追加ダメージと乱れ斬りで(勿論運によるが)手早く倒せたりする。
後述のマグマブレード(通常)も同じことが出来るが、あれはしゃがみやダッシュによるキャンセルが出来ないため小回りはこちらが勝り、アルティメットバスター装備時では使えなくなる。
「乱れ斬り」はタートロイドのミサイルやヒートニックスの火炎弾、ヴォルファングの氷などを破壊しながら攻撃出来たりするので覚えておくと損はないかもしれない。
因みに「乱れ斬り」はPXZでゼロ本人がセイバーキャンセル攻撃をそう発言しながら攻撃している。
【ヤンマーオプション】
(通常)
他のアーマーと同じようにオプション弾の連射と通常ショットの弾幕を張れるようになる。
これは他のアーマーでも使えるが、マッハダッシュの滞空を利用すれば空中の敵を攻撃し、上方向に移動すれば上空の敵にもオプション弾を当てられるようになる。
マッハダッシュ使用時に展開しておくと四方のシールドに攻撃を当てることなくシェルダンの体当たりをかわしながらオプション本体を当ててダメージを稼ぐなども可能。
滞空中はバスターが使えないので滞空中の攻撃力は滞空中にバスターが使えるアルティメットアーマーに劣る。
(チャージ)
エックスの周辺に無敵状態のオプションを展開してランダム弾を発射する。
しばらく持続するのでマッハダッシュの(走り回るヴォルファングの真上をマッハダッシュの滞空を利用することでダメージを稼げる等)の攻撃性能を引き上げてくれる。
チャージセイバーとの相性も良く、無敵状態のオプションをぶつけながらチャージセイバーを当てられるので倒せる範囲が増える。
【アイスバースト】
(チャージ)
通常のアイスバーストは精々、上方向のマッハダッシュの距離稼ぎくらいしか使えないが、チャージ版はブレードアーマーのみ横方向への攻撃を可能とし、他のアーマーとは違って僅かな無敵もあるマッハダッシュと相性が良く、攻撃を回避しながらの反撃に向いており、マッハダッシュの攻撃範囲の増大させられる。
一応下方向へのマッハダッシュを連発することで上方向よりも連続で氷柱を短い間隔で発射出来るようになる。
【マグマブレード】
(通常)
空中チャージセイバーの後で放つことで即座にマグマブレードを繰り出すことが出来る。
どちらも空中で停止するので連射機能を使えばほぼ確実に命中し、エックスの空戦火力を高める。
地上では即座に使えないのが難点か。
(チャージ)
エックスがいる位置から広範囲に飛んでいく火炎弾。
ジャンプや上方向マッハダッシュをすればより広範囲に火炎弾が飛んでいく。
アルティメットバスターを装備して連射をオンにすればマッハダッシュで高度を調整しながら狙った場所を集中攻撃出来る。
高い貫通性能を持っているため、ヤンマークやミジニオン、シグマ第1形態に有効。
【メタルアンカー】
(チャージ)
ブレードアーマーは上方向の移動手段があるので比較的安全圏でチャージ版を発射することが出来るが、これはアルティメットバスター装備と連射機能をオンにすればやりやすい。
【グランドダッシュ】
(チャージ)
岩を発射する時に動きが止まるのでアルティメットバスター装備なら空中チャージグランドダッシュ→チャージセイバー→チャージショットでの攻撃が出来る。
ハイパーチャージの場合はチャージ時間がある関係上、チャージショットが通常ショットになるので攻撃速度と瞬間火力が下がる。
【メテオレイン】
(通常)
至近距離でないと当たらないので2発連続発射してからのチャージセイバーかチャージショットで連続でダメージを与えられる。
上方向に飛んでいくのでついでに上空の敵にもダメージを与えることが出来るが一番の利点は兵器開発所の中ボスにメテオレイン→空中チャージセイバー→メテオレインの繰り返しであっさりと沈められる。
【ガードシェル】
(通常)
イレイザー性能の盾(攻撃判定)を前方に構え、セイバーとプラズマを盾と重ねることでヒット数が増大する(これはゼロ4のタイムストッパーとセイバーの組み合わせとゼクスシリーズのモデルH系のソニックブーム同様の仕組みらしい)。
特に無敵時間のない雑魚や中ボスにはかなり有効であり、ブレードアーマーの近接火力を大きく引き上げ、チャージセイバーでは対処しきれない弾を防いで反撃が出来るので相性が良い(2つのチャージ攻撃にバスタープラスの効果が乗らないのが本当に惜しい)。
これを使うならハイパーチャージを装備しよう。
マッハダッシュの攻撃判定にも対応しており、マッハダッシュと併用すればアルティメットアーマー程ではないがハイマックスをあっさりと撃破出来る。
(チャージ)
四隅に貝殻を発生させ、特殊武器ボタンを押すとそれぞれから対角線上に向けて弾を発射出来る。
最大8回攻撃分任意のタイミングで攻撃が可能で時間経過で解除されないメリットがあり、セントラルミュージアムのトーテムにはかなり有効。
発射された弾に当たった敵にチャージショットかチャージセイバーをしよう。
【アローレイ】
(チャージ)
マッハダッシュで移動して比較的安全圏からのチャージアローレイでボスにダメージを与えられる。
対ボスの威力が高いのでアルティメットバスターやハイパーチャージを装備しよう。
まさかの立体化
2022年4/25、コトブキヤのロックマンプラモデルトークライブにてまさかの立体化が決定。
長年国内ではアクセルなみかそれ以上に立体化に恵まれなかった上、ロックマンXDiVEでも(配信当時)実装されていなかっただけに多くのファンを歓喜させた。
どうやら設定画がほぼないため、公式イラストから微妙に外見が異なっていたらしく……?
余談
今でこそ研究が進みブレードアーマーの強さは見直されたが、これまで弱いとされていたのは分かりやすい強さではなかったためだろう。
Xシリーズはアーマーシステムがあり、X6以前のアーマー有りチャージショットはノーマルの上位互換だった。
例えば攻撃範囲の狭いスピアチャージですら地形貫通・敵防御貫通・多段ヒットであり、対雑魚には強力な性能を持っていた。
ブレードアーマーはマッハダッシュや様々な武器の連携に特化したアーマーであり、X6が出た当時のプレイヤーは特殊武器よりもバスターを使う傾向にあり、このアーマーの真価が発揮されることは無かった。
チャージショットの威力が低下しているのは事実だが、もう1つの攻撃手段であるゼットセイバーはチャージすることで威力が上がる。
チャージセイバーのダメージ効率が良いため、特殊武器含めて対中ボス火力はノーマルエックスより向上している。
セイバーとバスターの威力が逆転しているので、ブレードアーマー装着時のエックスはチャージセイバーをメインに戦ったほうが良いだろう。
同じセイバーとバスター(地上限定)が使えるゼロと比べて、エックスはどちらも空中で使える上優秀なチャージ特殊武器もありゼロの劣化にはならない。
ただしガードシェルのヒット数増加の恩恵はゼロに及ばないが、こればかりは元々セイバーがサブウェポンのエックスとメインウェポンのゼロでは攻撃性能に差があるのは仕方ないところではある。
設定ではファルコンアーマーを元にセイバーとの連携を重視して作られたこのブレードアーマー。前作ファルコンアーマーと比較すると弱いと言われがちである。しかし考えてみてほしい。ファルコンアーマーは特殊武器チャージが出来ず、性能がフリームーブと地形・防御貫通のスピアチャージに大きく依存する。それに対してブレードアーマーはどうか。マッハダッシュによる上下左右への機動力、2種類のチャージ攻撃と特殊武器チャージ、機動力と火力の両方を備えているのである。