「吾輩の内側では、何もかもが妬ましい」
概要
CV:斎賀みつき
「つばさタイガー」に登場した怪異。燃え盛るでっかい虎、性別は一応メスらしい。
解説
※(注意)本編のネタバレを含みます
夏休み明けの羽川翼の前に突如現れた怪異。その正体はブラック羽川に続き彼女が生み出した新種の怪異である。
羽川の「嫉妬」を司る存在であり、彼女が嫉妬を抱いた存在や場所を焼きつくすという性質で活動する。
劇中の活動と原因
嫉妬対象 | 原因 | 結果 |
---|---|---|
両親 | 仲を修復しようとしているのに嫉妬 | 羽川家全焼 |
神原駿河 | 阿良々木暦が自分ではなく彼女を頼った事に嫉妬 | 学習塾跡全焼(結果的に死屍累生死郎の襲撃から二人を救った。) |
戦場ヶ原親子 | 自分には無い親子の絆に嫉妬 | 未遂 |
正体を知った羽川はブラック羽川となって、民倉荘を燃やそうとする苛虎に立ち向かうものの、「嫉妬の炎を燃やす」という言葉の如く、全身は炎で覆われているため、接触型のエナジードレインを武器とするブラック羽川にとって相性は最悪であり、パワー差も相まって圧倒する。
しかし時間稼ぎには成功し、死屍累生死郎との戦いから急行した暦の妖刀「心渡」で串刺しにされてしまい、羽川の体内に戻る事になった。
ブラック羽川、苛虎と完全融合したことで、羽川は白黒の虎縞模様の髪になった。
忍野忍によると、(ブラック羽川が触り猫がベースに作られたオリジナルの怪異であるように、)苛虎は火車をベースに作られたオリジナルの怪異らしい。
車ではなく虎なのは、『ブラックタイガー』(クルマエビの異名)による言葉遊びらしい。