『怪物』は存在しないと結論づけた。
概要
大きく黒い体と無数の大きな目を持つ鳥形のアブノーマリティ。
分類はO-02-40で、リスクレベルはWAW。
管理方法
作業時
攻撃タイプ | ダメージ | E-Boxes | 悪い | 普通 | 良い |
---|---|---|---|---|---|
BLACK | 2-6 | 20 | 0-7 | 8-13 | 14-20 |
職員ランク | 本能 | 洞察 | 愛着 | 抑圧 |
---|---|---|---|---|
1 | 普通 | 低い | 普通 | 低い |
2 | 普通 | 低い | 普通 | 低い |
3 | 普通 | 低い | 普通 | 最低 |
4 | 普通 | 低い | 普通 | 最低 |
5 | 普通 | 低い | 普通 | 最低 |
・クリフォトカウンター:5
・特殊効果
- 作業結果が良いとカウンター1回復
- 作業結果が悪いとカウンター1減少
- 職員が5人死亡するとカウンター1減少
- レベルⅡ(Second Trumpet)以上の非常事態が発生するとカウンターが0になる
- クリフォトカウンターが0になると脱走
管理方法は職員の死亡が関係しているため、頻繁に脱走をしてくる。ただカウンターを回復させる手段はあるので、職員の死亡数に反応する他のアブノーマリティと比べるとまだ良心的。
ただ、上記の通り、レベルⅡ(Second Trumpet)以上の非常事態である場合、現時点のクリフォトカウンターにか
かわらず脱走する。この特徴を持つアブノーマリティは他に1体のみである。
脱走時
HP | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|
1600 | 耐性(0.8) | 弱点(1.2) | 耐性(0.5) | 弱点(1.5) |
脱走時は大鳥のいる部門は停電状態に陥る。大鳥は定期的に手に持つランプを揺らして最も勇気ランクまたはHPの低い職員にマークを付ける。
このマークは時間経過で3段階に変化し、マークが付与された職員はダメージを受けなくなる。
マークは大鳥のいる部門から出れば解除可能だが、マークが付いたまま40秒放置していると魅了状態となって大鳥の元に向かう。魅了状態かどうかに関わらずマークのついた職員が大鳥の元にたどり着くと、大鳥の目が赤色に変化し、頭を食いちぎる形で即死させる。
部門内に職員がいない場合は、別の部門に移動する。
マークの付与の間隔はわりかし長いが、鎮圧中の職員(特に近距離攻撃の武器を装着している職員)にマークがつくとマークがついた直後大鳥と接触→即死ということが発生し得るため油断はできない。
安全な攻略法としては、大鳥がこれ以外の攻撃手段を持たないことを利用して大鳥のいる部門内の職員の勇気(HP)(というよりマークがつく職員)を把握した上で最も勇気(HP)の低い職員を他の部門への移動口に近い位置に配置してマークが付けられた直後に部門間を往復させることで攻撃している他の職員にマークがつくことなく鎮圧することが可能。
ただ、他のアブノーマリティなどが脱走している状況ではこの方法は難しく、他に注意を向けている間に職員が数人ほど噛み殺されていることも多いため注意。
EGOとギフト
武器
名称 | ランク | 属性 | ダメージ | 攻撃速度 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
ランプ | WAW | BLACK | 22-28 | 低速 | 普通 |
・特殊効果:攻撃時25%の確率で3秒間攻撃対象の受けるBLACKダメージが50%増加
防具
名称 | ランク | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|---|
ランプ | WAW | 耐性(0.8) | 耐性(0.7) | 耐性(0.4) | 弱点(1.5) |
ギフト
名称:ランプ
部位:頭2
効果:HP・作業速度・作業成功率が3上昇
武器はランプのような形をしたハンマーで、攻撃時に相手BLACK耐性を一時的に低下させるので、他のBLACK属性武器持ちの職員と組ませて鎮圧に参加させると鎮圧の効率が上昇する。
防具はWAWランクのものの中では最も高いBLACK耐性(WAWランク防具で同じBLACK耐性を持つものは愛と憎しみの名のもとにのみ)を持ち、後半にBLACK耐性が特に重要になる傾向のあるこのゲームにおいては汎用性の高い防具となっている。
ストーリー
かつて、「黒い森」と呼ばれる場所で罰鳥、審判鳥と共に怪物から森を守ろうとしていた。
ある時、森の住人に「見張っていない時に何か起きたらどうするのか?」と聞かれたために、自分の羽を全て使い、永遠に消えないランプを作り出した。そのランプを使い、何でも見通す無数の目で夜の森を徘徊していた。
そのおかげで怪物の被害は減ったが、大鳥はそれでも怪物の手によって死んだ生き物のことが気がかりだった。最終的に、「自分が先に殺すことで怪物から救う」という考えに至った。大鳥は森の住人の頭を噛み切って殺害することで、怪物から「救った」と考えているようである。
というのも、大鳥は「死」という概念を理解しておらず、自分の手で「殺す」ことでその生き物が「死ぬ」とは思っていないらしい。
ある時から、「大鳥が常に森を見張っているから全然自由でない。」と言われ、周りから恐れられるようになった。
やがて大鳥達は森の守りを確固たるものにするために、ある策を講じた。
……その後、どのようにして彼らが収容されたかは不明である。
また調査によると、「人間を誘う怪物」は存在しなかったようだが…
Library of Ruina
大鳥は哲学の階の1体目の幻想体として登場し、戦うことになる。
この時、大鳥は取り巻きとして「目玉鳥」を2体引き連れている。
大鳥は3幕ごとに「眩惑」というページを使い、司書を魅了状態にしてくる。また、魅了状態の司書がいる際、大鳥は「救い」という強力な反撃ページを使う。魅了状態の司書はこのページに自動的にマッチしてしまい、反撃ページ発動時に即死してしまう。
攻略法としては、この時他の司書に「鳥籠」というページが渡されるので、このページで魅了職員に対しマッチを取りに行くことで大鳥とのマッチを防いでいくことになる。
通常時大鳥は高い耐性を持つが、取り巻きである目玉鳥を倒すことで手に入る「子守唄」を使うことで大鳥を混乱状態にし、その間に総攻撃を加えることが攻略の鍵となる。
余談
よく見ると、大鳥の目のうち一つ瞳孔のない瞳があるが、これは審判鳥から受け取ったものだと言われている。