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ゴーストトリックの編集履歴

2012/10/04 19:35:13 版

編集者:***

編集内容:大幅改稿、キャラ概要追加

概要

カプコンから発売されたゲームソフト。メーカー発表ジャンルはミステリー

発売日は2010年6月19日。ハードウェアはニンテンドーDS。同年12月16日にiPhoneiPod touchに配信、2011年5月26日にベストプライス版が発売された。

逆転裁判』シリーズを手掛けた巧舟がディレクター。

シュールな体勢で倒れ込むパッケージイラストが良くも悪くも独創的なため、パロディとして扱われる事がままある。

グラフィックはほぼ2Dの立体感を消したイラストテイストであるが、キャラクターの動きはレンダリング方式(最初に3Dで大きなポリゴンモデルを作り、それに動きを付けたものを縮小してドット絵の形に出力する)を使い、最終的には2Dのアニメーションという仕様になっている。そのため各キャラの動作が非常に滑らか。

ストーリー

《死》から始まる、一夜のミステリー

今夜。街の片隅で、命と記憶を奪われた“私”は、タマシイとなって目覚めた。

私は、なぜ殺されたのか?

私は、誰に殺されたのか?

そして…私は、誰だったのか…?

…タマシイは、明日の朝“消滅”する…

一夜限りの“孤独な追跡劇”が、今。始まる!(公式サイトより)

それは死から始まる一夜の追跡劇

主人公・シセルは、気が付けば既に何者かに殺されていた。しかも魂だけの存在となった彼は命と共に記憶をも失っていた。

自分は何者だったのか? 何故殺されたのか? 犯人の正体は?

唯一の手掛かりとなりそうなものは、今まさに眼前で殺されそうになっている女刑事ただ一人。シセルは謎の電気スタンド・クネリに示されるまま、本来殺されるはずだった女性の命を救う。しかしその後クネリから、シセルの魂は明日の朝になると消滅してしまうという話を聞かされる。

シセルは様々なものに「トリツク」死者のチカラを使い、明日の朝までに己の死の謎を突きとめる決意をする。

登場人物

名前人物
シセル『謎まみれの私』。気付けばゴミ捨て場で息絶えていた青年。『自分』を見つけ出すために死者の力を操り奔走する。クールな比較的落ち着いているが時々乱れる事も。
リンネ『狙われた赤毛』。殺し屋に狙われる女刑事。とある目的のためにゴミ捨て場を訪れたが……。非常にポジティブで負けん気が強い。
クネリ『一筋の光』。ゴミ捨て場で蠢く謎の電気スタンド。シセルに死者の力の存在を教え、今夜この街で『何か』が起こる事を伝える。
ジーゴ『漆黒の狩人』。リンネを狙う殺し屋。異名は『ド近眼のジーゴ』で裸眼の視力は0.3。年々獲物との距離が近付いてきている模様。
シス司令『眉毛の怪人』。豪華なサロンらしき部屋で優雅に葡萄を食べる男。シセルと関わりがあり、リンネの命を狙う。
参謀『仮面のデカブツ』。シス司令に付き従う大柄な男。機械を扱うのが得意。
テンゴ『もう一人の狩人』。リンネを狙うもう一人の殺し屋。異名は『先回りのテンゴ』で行動も会話も全て先回りする。ジーゴとはライバル関係。
カノン『小さなレディ』。リンネと一緒に住んでいる少女。静かな夜を過ごすはずが事件に巻き込まれてしまう。可憐な出で立ちながらも芯は強い。
ミサイル『勇ましき小動物』。リンネとカノンのペット。カノン共々事件に巻き込まれて命を落としてしまう。忠誠心は強いがたまに抜けている。
エンマ『匂い立つ薔薇の花』。リンネ達が住む部屋の隣に住む作家。怒ると頭が咲いてワインの瓶で衝撃波を起こす。荒ぶると恐ろしいが家族思い。
エイミン『灼熱のお転婆』。エンマの娘で現在風邪を引いている。お隣のカノンとはお友達。母に似て歯に衣着せぬ物言いで相手を切る。
オッチンドル『掻き毟る紳士』。法務大臣の肩書きを持つ自称リアリスト。心労が絶えず薬を常備している。最初は頑なな態度だったが次第に本来の優しさを見せる。
マッコー『緑の刑事』。シセルの事件を捜査する一人。眼鏡をかけていて妻が居る。青刑事によく呆れながらツッコミを入れている。
青刑事『青の刑事』。シセルの事件を捜査する一人。個の名前は無いが同じく妻が居る。カバネラに文句を言いつつも彼の動きを真似して出世出来ないかと考えている。
監察医『不気味すぎる青髭』。シセルの死体をみる警察関係者。他の人間と明らかに異なる肌の色をしている。
カバネラ『のっぽのホワイトラブリー』。とある事件を追う、警察の特殊捜査班の班長。奇妙でエキセントリックな動き方が特徴。時に非情な決断をするが基本は情に厚い。
リンジュー『帽子の刑事』。とある事件のために公園で張り込みをする刑事。上司の命令も聞くが追われるリンネを逃がすなど人がいい。
ダビラ『公園の守り神』。公園にある『ある物』を守るために公園宅地化に反対している。暴走すると止まらない。
管理人『小鳥の老人』。ゴミ捨て場で実験道具を使って何かの実験をしている老人。理知的で冷静。頭に乗っている鳩の名前はドバド。
コック『陽気な髭テノール』。鶏肉料理専門店キッチンチキンのコック。料理中は伸びのある声で歌を歌っている。
刑事『皆同じ素振り』。シセルの事件を捜査する数人の刑事。個々の区別がつかないのでこれといった特徴は無い。
ボーズ係官『濃紺の堅物』。刑務所に常駐する生真面目な男。パニックに陥った時のテンテコの舞は必見。奇天烈なリアクションはある種の名物と化している。
コボーズ係官ボーズ係官と共に刑務所に常駐する男。常時飄々としていてぶっ飛んだ発言をするボーズ係官に冷めたツッコミを入れる。リンネに好意を寄せている。
C38号『ロックの囚われ人』。全国生放送で国家機密を歌い上げた男。監獄にはドラム等の楽器を置いている。
C74号『カレーの囚われ人』。重火器を持ち込んで総監室に押し入り五人前のカレーを要求した男。作中では喋らないがかなりの大食いで、キッチンチキンのお得意さん。
ジョード『運命の囚われ人』。元刑事の現在死刑囚で番号はC99号。とある罪状で刑務所に居る。のらりくらりと言葉を躱す食えない人物。
本部長『痒い中年』。とある事件の指揮を担っている。部下の前では威厳に満ちているが妻には頭が上がらない。水虫を患っている。
メメリ『可憐な肉運び』。キッチンチキンで働くアルバイト。アルバイト歴は二日だが同じ店で働くバーテンダーに好意を抱いたりと何かと惚れっぽい。
ダンディー『黒く青い小男』。とある取り引きのためにキッチンチキンを訪れる。相棒のビューティーが好きだが大体一方通行。フェミニスト。
ビューティー『黒く青い美女』。とある取り引きのためにキッチンチキンを訪れる。相棒のダンディーを適当にあしらうクールな女性。曰く「自分は霊感が強い」。
バーテンダー『こだわりのコップ磨き』。キッチンチキンの二階のバーで働く男。眼の前でコップを何個割ってもひたすら他のコップを磨き続けている。
アルマ『思い出のママ』。ジョードの妻で故人。
乗組員『見るからに下っ端』。シス司令の部下。ワンシーンしか登場しない。
ヨミエル存在自体がネタバレ。詳しくは『ヨミエル』参照。

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