「俺の名前はアル・ダハブ=アルカティアだ!盗賊をやってる。お前も一緒に黄金探さねえか?」
「盗れる時は盗れるだけ盗る!盗賊の鉄則だ!」
CV:石川界人
基本情報
ロール(役割) | スプリンター |
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担当絵師 | アリクイ堂 |
担当ボカロP | ユギカ |
モーションアクター | RYO(SHARE LOCK HOMES) |
キャラクターBGM | エウレカレプリカ |
攻撃倍率 | ×1.05 |
防御倍率 | ×0.00 |
体力倍率 | ×1.20 |
ヒーロースキル | ラァナ・アースィファ:前方へ突撃し 周囲に超猛毒攻撃(中心は効果量アップ) |
アビリティ | ヤスレク・ルーフ:敵にポイズンダメージを与える毎にライフ回復 |
ヒーローアクション | ダッシュ攻撃 / ナーブ・ソーバーン(長押し:ダッシュ&ポイズン) :長押しで移動速度が速くなる。敵の近くで離すとダッシュ攻撃発動&ポイズン効果付与 |
概要
スマホゲーム『#コンパス 戦闘摂理解析システム』に登場するスプリンターのヒーロー。
2022年11月28日のヒーローバランス調整にて「ア●●●●●=●●●●●ア」名義で既存のヒーローに紛れて記載される形で登場。その後、同年12月3日に開催された6周年記念イベント『#コンパスフェス 6th Anniversary』内の『#コンパスニュース』にて詳細が発表され、同日20時に実装がされた。ユーザーからは「アル様」「アルくん」などと呼ばれている。
キャラクターデザインはかつてNHN PlayArtが開発・運営していたスマホアプリゲーム「DAME×PRINCE」にてキャラクターデザインを担当したアリクイ堂氏、テーマ曲はカプリスキャストやユエイルなどを手掛けたユギカ氏、モーションアクターはダンスボーカルユニットSHARE LOCK HOMESのメンバーRYO氏が担当する。
キャラクター
あらゆる黄金や財宝を狙う大盗賊。「~ってな」が口癖。
蛇神の遺跡で見つけた宝剣を盗むという大罪を犯したために呪いをかけられてしまい、傷付きやすい身体となってしまっている。その代わりに毒が効かず、むしろ毒素により回復ができる特殊な体質になった。
元々天涯孤独の身だったこともありプレイヤーに対しては「子分」と呼び、落ち込んだ時には撫でて励ますなど弟のように可愛がっている。
しかし、喉が乾けば水を与えるなど「大事な子分のためならなんだって用意する」と言っていたり、バトルでやられた際には自分より子分の心配をするなど、自身のこと顧みない自己犠牲的な言動も見られ、2023年のエイプリルフール「BAR『さくらんぼ』」ではポロロッチョから「何だかワテクシ達と距離を感じるのよね~」と言われたりと、その様子からも重い過去が窺える。
ちなみに、キャラクター名や技名はアラビア・エジプト風の出で立ちに合わせていずれもアラビア語風になっているものと思われる。意味の候補としては以下の通り。
- アル;定冠詞ال(al-,アル=,英語のtheとほぼ同じで「その、あの」といった意味合いで太陽・月といった天体名や金・銀といった物質名の前についたり、家名の前や中世人名ではファーストネームの前につくなどする)
- ダハブ;名詞ذهب(dhahab,ザハブ,「金」)のカタカナ表記バリエーション「ダハブ」
- カティア;名詞خطيئة(khaṭīʾa(h),ハティーア,「罪、過ち」)のカタカナ表記バリエーション「カティーア」経由
- ラァナ;名詞لعنة(laʿna(h),ラアナ,「呪い」)
- アースィファ;名詞عاصفة(ʿāṣifa(h),アースィファ,「嵐」)
- ラァナ・アースィファ;複合語「嵐の呪い、嵐という呪い」(ただしアラビア語で修飾語関係が日本語と真逆になることを前提としていない「呪いの嵐」という意図である可能性大)
- ヤスレク;動詞未完了形يسرق(yasriq,ヤスリク,「彼は~を盗む」)の口語風発音ヤスレク
- ルーフ;名詞روح(rūḥ,ルーフ,「魂」)
- ヤスレク・ルーフ;動詞+目的語「彼は魂を盗む」
- ナーブ;名詞ناب(nāb,ナーブ,「牙」)
- ソーバーン;名詞ثعبان(thuʿbān,スウバーン,「蛇」)の口語風発音ソーバーン
- ナーブ・ソーバーン;複合語「蛇の牙」
容姿・コスチューム
公式からも「満場一致で顔が良い」とされるほどの容姿の持ち主。
アラビアンな服装に要所要所にある金の装飾やアクセサリーから煌びやかな印象がみられる。ドン・キホーテとのコラボグッズ企画のイラストから見られる舌の形はスプリットタン。
カラーバリエーションは金髪に青い衣装と銀の装飾のもの、赤茶色の髪に赤と緑の衣装のものの2種。
コスチュームには船長風の海賊衣装や、ホスト風のスーツ衣装が存在。
季節限定ではダイバー風の水着衣装もある。
チェンソーマンコラボでは公安退魔特異4課の先輩デビルハンターの衣装、初音ミクコラボではミクコスチュームが登場した。
ヒーローの特徴
まず特筆すべきはそのステータス。攻撃倍率は最低限、体力倍率も1.20とスプリンターとしては比較的高いのだが、防御倍率はなんと0.00とスプリンターどころか全ヒーロー中ぶっちぎりのワースト1位の防御力の持ち主。
そのためメグメグやニーズヘッグなどの通常攻撃、『遠』カードの攻撃など、多段ヒットする攻撃にめっぽう弱く、『防』カードによるダメージカット展開中でも、カット率が低い場合はどんどんライフが削られてしまう。
カードを使う際にはモーション中に反撃を受けないようにするなど、相手との距離感にも注意しながら戦う必要のある慎重さも求められるスプリンターなのだが、そんなアルのアビリティがそのステータスを補えるものとなっている。
そのアビリティが「ヤスレク・ルーフ」。その効果は、敵にポイズンダメージを与えるたびにそのダメージの1.5倍分、自身のライフを回復させるというもの。『毒』カードなどで与えられる「ポイズン」の状態異常のダメージを対象とする回復アビリティである。
元々ポイズン状態は『防』カードを貫通しダメージカットの有無に関わらず付与できるので安定して当てやすく、『返』カードやHSでなければ防ぐことが出来ないためこの点だけでも非常に強力。
複数のヒーローを毒状態にすればすべて回復対象となり、その回復量は絶大なものになる。
優先度がある、重ねがけはできないなど、ポイズンの効果の性質を理解する必要はあるが、このアビリティと高い体力で耐久しつつサポートにまわるのがアルの基本的な立ち回りとなるだろう。
得意カードは『近』『遠』。特に『遠』カードは少ない後隙で繰り出せることができるため、「深淵より湧き上がるシャドウ」、「独災者アングリフ・ギフト」といった『毒』『遠』カードと非常に相性が良い。
また、コラボカードにはなるが、ロックマンエグゼコラボにて登場した「Dr.ワイリー」はSRでありながら、『毒』『帯』カードという発動後相手に接触することで触れた相手をポイズン状態にするスプリンターと相性の良い効果と防御力0・体力寄りのステータスにより完璧な噛み合いを誇る。アルを使うのであれば出来る限り入手しておこう。
なお、どのカードを編成しても防御のステータスは0であるため、攻撃・体力を優先したカード編成を考える必要がある。
スプリンターに共通するヒーローアクション(HA)の「ダッシュ」だが、ダッシュアタック(DA)はダメージ倍率が低い代わりにポイズン状態を付与ができる。アビリティによりライフ回復もできるので、うまく攻撃して相手を回復ソースに利用することも可能である。
ヒーロースキル(HS)は前方に飛び込んで円形の超猛毒攻撃を繰り出してダウンさせる「ラァナ・アースィファ」。
攻撃範囲の色が濃い中心部にヒットさせれば、総ダメージ200%の強力なポイズン状態を付与でき、それ以外のエリアであってもも、総ダメージ80%のポイズン状態を与えるながらダウンさせられるため当たった敵は不利な状況に追い込まれるだろう。こちらもアビリティの対象であるため回復手段としても有効。
また、攻撃後も猛毒エリアは4秒間残るため、C地点を覆うように発動すれば、相手が近寄りづらい状況を作ることも可能。発動から攻撃までの時間が短いので、敵のHS演出明けを狙った所謂「HS合わせ」にも使いやすい。
もし200%ポイズンを食らってしまったのであれば、状態異常治癒カードがない限り回復カードを使わず大人しく死を迎えるか、ヒーロースキルの無敵時間で毒をいなそう。一部を除いた回復カードを使ってもどっちみち死亡しアルの回復量が増えるだけである。毒のダメージで死ぬ前に他の敵に襲い掛かりアルの回復量を減らしつつ自爆特攻するのも一つの手。
防御倍率が0であるため防御を下げるような『弱』カードが効かず、敵にポイズンダメージを与えつつ自身は持続回復することで、長く前線を維持しやすい。ポータルキーの奪取や維持にも役立てられるHSも上手く扱えれば、どんな黄金にも勝る活躍が見込めるであろう。
関連動画
関連イラスト
関連タグ
カップリング・グループタグ
グループ | スプリンター(#コンパス) ヒーロー男子組 |
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見たか子分よ!これが兄貴の実力ってなぁ!!