マンホール
まんほーる
地下の管路内に人が出入りするために設けられた出入り口のこと。
概要
水道や共同溝など、地下にある空間へ人(や検査機器など)が出入りするために設けられた出入り口のことである。メンテナンスハッチ(点検口)の一種である。
その目的上、地上から地下へまっすぐに下りていく立坑となっている。下水道に設けられていることが知られるが、上水道やガス管のバルブなどを開け閉めするために設けられているマンホールもある。
異物が入ったり人畜が誤って落下したりしないようにマンホールの蓋(人孔鉄蓋、グラウンドマンホール)がはめてある。この蓋は自治体や管理事業所ごとにデザインが異なっており、全国のマンホールの蓋のデザインを写真に撮ってまわるファンもいる。普通の人はマンホールに入る機会はそうそうないので、マンホールの蓋が単にマンホールと呼ばれがちである。
マン(man)は人、特に男性のニュアンスを含むため、性中立的表現として『メンテナンスホール』等と言い換えられることもある。