カタログスペック
型式番号 | TSX-MA717/ZD |
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全高 | 不明 |
重量 | 不明 |
装甲材質 | フェイズシフト装甲 |
動力源 | 核エンジン |
武装 | ドラグーン・ユニット×3 |
乗員人数 | 3名 |
概要
アズラエル財団の支援を受けたブルーコスモスによって、第1次連合・プラント大戦末期に開発された試作モビルアーマー。
中央部のコア・ユニットを中心に、上部にある武装を担う三基のドラグーン・システムと下部にあるパイロットが搭乗する三基の有人ユニットからなる計6つのパーツを接続するような特異な構成になっている。各パーツは一基でMSの倍近いサイズであり、実態はコア・ユニットの上下に6機の大型MAが接続されている状態と言える。
コア・ユニットにはニュートロンジャマーキャンセラーを併設した核エンジンが搭載されている。それに伴いフェイズシフト装甲やドラグーン・システムと言ったエネルギー消費の高い装備が採用されている。ただし、コア・ユニット付近にもNJCの効果が発揮してしまう欠点も抱えている。
高い空間認識能力を必要とする第一世代ドラグーン・システムが採用されているものの、本機は画期的な方法を用いて一般兵でも使用可能。
それは、本機の有人ユニットに乗るパイロット3名を外科手術により共通化処理で脳を繋げるという方法であり、各パイロットがX軸、Y軸、Z軸を担当する事で疑似的にシステム運用が出来るまでの空間認識能力を獲得することに成功している。
緊急時には有人ユニットを切り離す事も出来る。しかし、上述の様な非人道的な方法で疑似的に空間認識能力を獲得している為、分離するとドラグーン・システムが使えなくなってしまう。
劇中での活躍
『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY B』ではアズラエル財団保有の軍事衛星に配備されていた。ガンダムアストレイブルーフレームセカンドLと交戦したが、コア・ユニットに搭載されているNJCを利用され、ローエングリンランチャーの攻撃を受け撃墜された。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』ではマティスの本拠地である一族の宇宙要塞に多数配備されていた。しかし、ブルーフレームセカンドLとドレッドノートイータによって全機破壊された。
武装
機体上部にある三基のオールレンジ攻撃端末。唯一の武装。MSの倍近いサイズの端末が飛び交うので、敵機へ直接ぶつけると言った攻撃方法も行っている。エネルギーの補給はコア・ユニットに依存している。
また、コア・ユニットに繋げたままでもビーム砲として運用可能。
余談
この機体の存在により、第1次連合・プラント大戦の末期の地球連合軍はドラグーン・システムの技術を手に入れていることになる。