高山奈々
たかやまなな
高山奈々(たかやま・なな)は、日本の気象キャスター。ウェザーニューズ所属。
概要
- 1994年6月17日生まれ、新潟県長岡市出身。
- 学生時代は保育士に憧れており、高校卒業後は大学で保育の勉強をしていた。その一方で、地元・新潟県を拠点にモデル活動に関与したり、ファッションイベント「GirlsAward」への参加を経験したりと、表舞台に出て自分を表現する仕事にも関わりがあった。
- 2015年夏、民間気象サービスの日本最大手企業「ウェザーニューズ」のインターネット配信事業「SOLiVE24(当時、現:ウェザーニュースLiVE)」のキャスターオーディションを受験。これを見事突破し、同年9月19日の配信でキャスターとしてのデビューを飾った。同期に白井ゆかりがいる。
- なお、高山が抜擢されたオーディションでは最終選考の一部に視聴者投票を取り入れるという後にも先にもこの回が唯一となる画期的な取り組みが行われており、高山はこの投票では3位だった(1位は同じく採用され同期となった白井キャスターで、2位だった人物は惜しくも選ばれなかった)。
- さらに、その視聴者投票を意識してか、同選考で選ばれた2人のみ公式に二つ名がついており、高山は「ニコニコお姉さん」の二つ名を頂戴した。相方の白井キャスターは「ハッピープリンセス」。
- キャスターデビューを飾った際、高山は現役学生であり、しばらくは学生との二刀流で活動をしていた(他に、駒木結衣キャスターや戸北美月キャスターなどが学生との二刀流経験者)。デビュー翌年となる2016年の3月に無事卒業している。
- なお、高山が抜擢されたオーディションでは最終選考の一部に視聴者投票を取り入れるという後にも先にもこの回が唯一となる画期的な取り組みが行われており、高山はこの投票では3位だった(1位は同じく採用され同期となった白井キャスターで、2位だった人物は惜しくも選ばれなかった)。
- 2022年11月7日に結婚を発表。奇しくも白井キャスターも同年秋に結婚をしており、同期揃っての嬉しい報告となった。
- ちなみに、結婚報告が一番最初に発表されたのは高山の公式Xからだったのだが、報告の投稿日時は7日午後7時7分だった。狙ったのか偶然かは不明。
- 2023年6月16日、出演した「ウェザーニュースLiVE・アフタヌーン」の番組内(高山にとっては28歳最後の放送でもあった)で第一子を授かったことを生報告した。それに伴い、同年10月から産休・育休に入ることも発表され、同年9月30日OAの「ウェザーニュースLiVE・アフタヌーン」が休業前最後の出演となった。同年12月に無事第一子を出産。
放送スタイル
- 高山の放送を語るうえでとにかく外せないのが、笑顔。
- 穏やかな空模様の日には番組の随所で満面のスマイルを振りまいており、多くの視聴者を虜にしている。それどころか、他のキャスターからも「高山キャスターと言えば笑顔」と言われており、極めつけは会社の取締役社長までもが生配信で笑顔を激賞したことがある。
- 高山本人も笑顔を振りまくことにはかなり積極的で、自身のSNSで「スマイルチャージ」のタグと共によく笑顔の写真を投稿しているほか、番組開始直後やインターバル明けにもよく正面以外の画角で数秒間笑顔を見せてくれる。
- 現在では数少なくなったSOLiVE時代を経験しているキャスターの一人ということで、随所に高いバラエティ適性を見せてくれる。特に、変則的なカメラワークへの対応能力はキャスター陣の中でもピカイチ。
- 演技力も非常に高く、2023年夏に番組内で披露した生収録CMは視聴者から絶賛された。
- 先述の通りキャスターになる前は保育士を目指し、幼稚園教諭のライセンスも取得していたこともあり、視聴者とのやり取りが先生と生徒(児童)のソレに近くなることがある。
- 名前ネタで、「7」のつく日に登板するとよく専用の素材が番組内で用意される。
- そのため、先述の通り現在は休業中であるが、令和7年7月7日までの復帰を願っている視聴者も結構いるとか。
- 2023年7月に開催されたファンミーティングにおける登場時の口上も「今月は毎日が私の日!」だった。
- 一度、番組にミニスカポリスのコスプレで参戦したことがある。
人物
- 愛称は「ななちゃん」「ななな」「777」など。
- 気象キャスター時代の「推し絵文字」は「🍚(白米)」「🐶(犬)」「🎰(スロット)」など。
- 理由は順に、本人の大好物⇒全体的な雰囲気が似ているから⇒「7」が3つ並んでおり愛称の「ななな」を想起させる…といった具合。間違っても🎰の理由は「高山がコレだから」ではないので要注意。
- 一人っ子である。
- 中学校では陸上部でハードル走の選手を、高校ではバスケットボール部のマネージャーをしていた。
- 高校野球好きでもあり、地元・新潟県の日本文理高校と愛知県代表・中京大中京による甲子園決勝戦の死闘(いわゆる「日本文理の夏はまだ終わらない!!」の試合)をテレビで観たことがきっかけで、高校ではマネージャーをやってみたいと思ったそう。
- 新潟県長岡市出身ということもあり、白米が大好物。その味わい方にはこだわり抜いたルーティーンがあるといい、新米に至ってはまず最低一杯はおかずも何も合わせずに食べると言い切る徹底ぶり。一方で下戸なので大吟醸は飲めない。
- あふれんばかりの地元愛の持ち主で、自身のInstaliveで長岡市に関する仕事を募集したこともあった。それが実ってか、後に「AuPayマーケット」とのタイアップ企画にて、帰省した高山が長岡の名物・見どころを紹介する動画が制作されている。
- 海鮮系が得意ではなく、なかでも貝類はかなり苦手。某企画のロケ弁でカレーライスを食べたあと、別チームのロケ弁がうな重だったことを知っても、「カレーライスの方が嬉しかったかも」と言ってのけた。この方は盛大に落ち込んでしまったが…
- 後輩キャスターにも壁を作らず、積極的に食事に誘っていくコミュ力お化け。視聴者の間では高山が後輩を食事に誘うことを「餌付け」と呼ぶこと定着しているが、本人は「言い方がおかしい」と笑って否定している。
- 「名探偵コナン」の大ファン。