真空地獄車

しんくうじごくぐるま

『仮面ライダーX』の後半の必殺技の一つ。

概要

マーキュリー回路が追加されたことにより新たに修得したXライダーの必殺技。

相手に飛び掛って組み付き、マーキュリー回路から供給されるマーキュリーパワーで相手を抱え込んだまま車輪状に大地を高速で回ることで相手の頭部を何度も叩きつけて戦闘力を失わせその回転をエネルギーに転換して相手を空中高く放り投げ、自らもジャンプして止めのXキックを放つ。

やや違ったパターンとしてヒルドラキュラ戦での「相手に組み付いてジャンプして空中で高速回転させて相手の戦闘力を失わせ、相手から逆回転して離れた後に地獄車キックを放つ」というものがある。後年のテレビ作品では未使用。

また派生技としてマーキュリー回路のパワーを開放して数回月面宙返りを行い、加速した状態からキックを叩き込む空中地獄車という技も存在する。

これはトカゲバイキングとの最初の戦いで敵の片腕を切断してしまい相手を抱え込めなくなったため使用した。