概要
「スネーク」とは爬虫類の動物である蛇の英語訳"Snake"の発音であり、それにちなんだ名前のキャラクターも存在する。(下記にそのキャラクターを記す。)
- コナミ製作のゲーム、メタルギアシリーズにおけるスネーク(主にソリッド・スネークとネイキッド・スネークの二人が存在。)
- メタルギアのネタ元である、ジョン・カーペンター監督・製作の映画『ニューヨーク1997』『エスケープ・フロム・L.A.』におけるスネーク・プリスキン。
- 黒執事におけるスネーク。
メタルギアシリーズにおけるスネーク
メタルギア及びメタルギアソリッドシリーズに登場する架空のキャラクター。
ネイキッドを除く全ての(外伝であるメタルギアアシッドやメタルギアソリッド2の後半の主人公である雷電を除く)スネークが、史上最強の兵士ビッグボス(前述のネイキッドと同一人物)のクローンであり(声が違うリキッドがいるが)、違いはほとんど違いが見られない。
pixivにおいては、MG・MG2・MGS・MGS2・MGS4などの作品でシリーズを通して主人公としての登場回数が多いソリッド・スネークを描いたイラストが最も多くみられる。次点で多いのはその父ネイキッド・スネークだが、リキッド・スネークやソリダス・スネークのイラストも見られる。
ジョン・カーペンター監督作におけるオリジナル版スネーク
現在までの登場は『ニューヨーク1997』(1981)と『エスケープ・フロム・L.A.』(1996)の二作品。
これまで様々な映画監督にオマージュを与えている。
二作ともカート・ラッセルが主演のスネークを演じている。
TVゲームのビッグボスと異なり本来のスネークの眼帯(アイパッチ)は左目に着用。
皮肉屋で天邪鬼ではあるが、政治経済等で説教を垂れる事も無い。
本名(フルネーム)は二作で微妙に異なるが、苗字の『プリスキン』は変わらず。
「もっと背が高いと思っていたよ」
元アメリカ軍人(特殊部隊中尉)であることが明らかとなっており、名誉負傷賞2回、最年少で大統領から叙勲された英雄と言う、輝かしい軍歴を持つ。その後彼がいかにして犯罪者の道を歩むことになったのか語られてはいないが、劇中における政府の人間に対する態度や言動から察するに、任務中に政府の裏切りにあったからではないかと推察される。
元軍人であるだけに戦闘には長けているが、超人的な力を持つスーパーヒーローではなく、ドジを踏んでピンチに陥ることも度々。しかし絶対に諦めない不屈の精神と強運(悪運と言うべきか)の持ち主であり、何度も「死んだ」と言う噂を立てられるが、その都度しぶとく生き延びて来た。勝つためには手段を選ばず、二重三重のトリックで相手を欺くのが得意。
ひねくれた性格の持ち主で、一匹狼ゆえに基本的に他人を信用しない。過去に何度も仲間から裏切られていることに起因しており、特に政府関係者に対しては、強い嫌悪を抱いている。劇中では自分の命がかかっているため、不本意な任務を引き受けるが、実際の所彼にとって真の敵とは、自分と同じ無法者達ではなく、偽善の塊のような国家権力であることが暗示されている。『ニューヨーク1997』のラストでは、大統領の録音テープをすり替えて国際会議をぶち壊し、『エスケープ・フロム・L.A.』のラストでは、政府が開発した機密兵器を起動させて、全世界のエネルギー技術を無力化させると言う、とんでもない行動を取っているが、これは権力のために人の命を弄ぶ政府への、皮肉とも言える手痛いしっぺ返しであった。
メタルギアシリーズのスネーク達(特にネイキッド・スネーク)のモデルと言っても過言ではない。
黒執事におけるスネーク
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MGS ニューヨーク1997 エスケープ・フロム・L.A. カート・ラッセル 黒執事