Jax(TADC)
じゃっくす
「出口があるんならボクら皆とっくに出てってるよ」
CV:マイケル・コヴァッチ(オリジナル)菅原壮一郎(日本語)
概要
3DCGアニメ「The Amazing Digital Circus」に登場するメインキャラクターの一人。
ジャックスは他のメインキャラクターと同様、「アメイジング・デジタル・サーカス」というソフトに閉じ込められた元人間である。メンバーの誰もが、この狂ったような世界に嫌気を見せる中、彼だけが「サーカス」を楽しんでいるように見える。
人物像
性格
暴力的な行為を好み、他者への配慮を持とうとしない、生意気で衝動的かつ自己中心的な性格。平気で物を盗むか壊す、バカにした態度を隠さない、相手が嫌がることを平気でする、面倒事を押し付ける、弱みを握って主導権を得ようとする等々の迷惑行為を起こす。
特に冒険ではそれが顕著に出ており、目的の為なら手段を選ばない。仲間がピンチに陥っていても、助けないどころか自分だけいち早く逃亡したり、彼自身が仲間を犠牲にするような事も躊躇いなく行う。もはやイヤなヤツを通り越して、外道とも称せる程。
彼の暴走のせいで冒険のクリアが遠のくパターンもあるのだが、そんな事態になっても彼は謝りもしないし、むしろ巻き込まれた被害者に責任転嫁する始末。当然そんな性格の為に、サーカスのメンバーからの信頼が大変低い。
現実世界では22歳の男性。メインキャラクターの中で最年少(ズーブルと同い年だが、彼より月が早い)。好きな食べ物はスパゲッティで、嫌いな食べ物はトウモロコシ(トウモロコシは農場を思い出すという理由らしい)。
外見
高い身長と薄紫色の毛並み、黒い四角形の瞳孔に黄色い目とギザ歯をもつ、擬人化されたウサギ。会話をするときは基本的に歯は閉じたままで、大きなリアクションで開く。服装は明るい赤色のオーバーオールと黄色い手袋である。
ジャックスのモチーフは手足が伸びるゴム製のおもちゃ。見た目と服装は1920年代のカートゥーンのキャラクターと、ポピーザぱフォーマーのポピーからインスピレーションを得ている。作品の内容や登場人物の性格を知っていれば上記のジャックスのキャラも納得だろう。
彼が名乗っている「ジャックス」は自分自身で決めたらしく、同様にあるキャラクターに「ガングル」という名前を提案したのも彼である。
メイドジャックス
脚本家グースワークス氏が、Tumblrにて投稿したジャックスの女装。
胸元がハート状にくりぬかれたメイド服を、ジャックスは恥ずかしそうに着ているというものであり、本編では見られない姿を見せている。ファンアートによっては服のバリエーションが違っており、中には開き直って着こなすものも。
テーチンロー
今後のエピソードで登場予定のジャックスの姿。
帽子/トップス/ボトムズのカラーリングが暗い灰色の、ファストフード店のユニフォームである。テーチンローという呼称は、リンク先の動画で登場した際に「最低賃金労働についてもお忘れなく!」という字幕があり、これがX(旧Twitter)で変化したものである。
個室
本作の商品の一つであるピンセットには、メインキャラの個室が描かれたイラストがあるが、彼はその中で唯一個室が判明していない。
わかっているのは彼の個室の入り口が虚無空間に破られてる事だけである。コレが意味する事とは・・・?
キャラ関係
見知らぬ場所と他人にオドオドとしてる姿を見て、さらに不安にさせるような言動を次々と発する。
何かと繕うとする彼女に対して、ムカデや髪型の揶揄などの仇で返している。
- ガングル
彼女のラガタに関する秘密を知っており、秘密をネタにガングルを脅して無茶な行動をさせようとする。
狂人とみなしているが、他と比べて暴力は控えめ。
- ズーブル
それのイライラしがちな性格もあって、首を絞められるくらいに関係は悪い。
人気
彼のワルガキっぷりと傍若無人さはある種の魅力となっており、「Tumblr Sexy man」の仲間入りを果たしているほど人気が高い。
また、本作の脚本を担当したグースワークス氏が「Awful Boye(ひどい奴)」と語るほど大のお気に入りでもあり、氏のTumblrでは前述のメイド服に加え、彼のファンアートを保存したファイル(なんとR-18がモザイク入りで含まれている!)のスクリーンショットを公開したりするほどの筋金入りである。
本編で勝手極まりない彼も、グースワークス氏やファンの手ほどきでアレやコレやといじられまくっている。