シロテテナガザル

しろててながざる

シロテテナガザルは、東南アジアに生息するテナガザルの１種。

概要

中国南西部からミャンマー東部まで幅広い地域に生息するテナガザルの１種で、日本の動物園でも数多く飼育されている。最大で体長は59cm、体重は6kg。

手足の先端が白っぽいことが名前の由来。家族単位で生活し、つがいになると一生添い遂げる円満な面で知られる。

他のテナガザル同様、目にもとまらぬ速さでブラキエーション（枝渡り）を行うが、とある研究者による本種の調査によれば、オスの３頭に１頭が、メスの４頭に１頭が落下に伴う骨折をすることが判明。まさに猿も木から落ちる、ということが実際にあることも判明している。また１回のジャンプで10m以上跳ぶことができるなど優れた運動能力を持つ。

オスの毛は黒っぽく、メスの毛は白か黄色に近い褐色。

関連タグ

霊長類 動物

テナガザル