「ようやく僕たちは救われる……」
CV:平川大輔
概要
アインベルクの「白のビショップ(ヴァイス・ビショップ)」。
戦闘・戦術面ではなく、エンジニアとしての能力の高さをノーランド・フォン・リューネベルクに買われた抜擢であり、クリストフ・シザーマンと共にノーランドの真の野望に与する私兵的存在。
ノーランドやクリストフ同様ギアスの存在も認知しているが、「オカルト」と断じ信用しておらず、皇サクヤを実験台にギアスの人工的再現を目論むクリストフの研究施設を七煌星団にリークすることで間接的に彼を排除、計画のイニシアチブを奪い取った。
やがて他アインベルクにすら極秘で開発を進めてきたロキを量産。全機の制御機構をファウルバウトに接続したのち、最後に敵味方識別プログラムを組み込んでネオ・ブリタニアの自律型防衛兵器として完成させることを試みるも、その時点で自国民すら含めた「人類駆除」が目的であったノーランドに用済みとみなされ、ロキの制御権を奪われてしまう。
ノーランドに見捨てられたことを悟ったスタンリーはそのままロキに「駆除」されてしまったが、残された僅かな時間で自らが持ち得るロキの情報を黒の騎士団に送信することに成功、ノーランドの計画阻止に貢献することとなった。
容姿
恰幅の良い頭頂部に僅かな金髪がある男性。
余談
ロイド・アスプルンドのセルフオマージュを思わせ、運用開始前にロキのデータ観測をしようとした台詞からもそれがうかがえる。ただし、実証されればギアスのようなオカルトの類も信用するロイドと違い、スタンリー自身は自分の研究にしか興味がない。裏を返せば、自分の研究に対しては最後までやり通すプライドを持っているとも言え、前述の情報リークは自分の発明を強奪したノーランドへの文字通り最後の抵抗だったことが窺える。