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スペック編集

形式番号RPCX-01K
全高10.55m
重量38.96t
推進機関
  • ランドスピナー
  • エナジーウイング
武装
  • シトゥンペジェネレーター×14
  • シールド×2
特殊装備ブレイズルミナス
搭乗者ノーランド・フォン・リューネベルク

概要編集

ネオ・ブリタニア帝国の真の最高権力者にして、建前上は皇帝直属の騎士団アインベルクを束ねる「白のキング(ヴァイス・キング)」のノーランド・フォン・リューネベルク専用ナイトメアフレーム(KMF)。


白銀を中心としたカラーリングで、ナイトギガフォートレス(KGF)を除けばこれまでに存在した6m規模のガウェイン、ガレス、アグラヴェイン、ギャラハッドらの大型KMFよりもさらに大きい10.55mもの大きさを有する史上最大のKMF。

これに加えて両肩に短槍が4本ずつ装備されたシールドを2枚、両足には巨大なランドスピナーに加えて、通常のKMFにおけるランドスピナーの位置に搭載されたサブレッグが2本と、かなりの重武装である。


上記のシールドによる防御と長大リーチ攻撃を得意とし、これを強化人間として生まれ、元ラウンズとして卓越した操縦技術を持つノーランドが、機体との神経電位接続による思考操縦で動かしている。


これだけでも十分に強大だが、最大の脅威はシトゥンペバリアの機構を転用することで、命中したKMFを機能停止させるビーム発射機構「シトゥンペジェネレーター」が搭載されていることである。そして頭部及びシールドを変形させ、サブレッグを足先に接続するとともに、両肩に装備されたエナジーウイングを展開することで、全ての機構を展開したタイタンモードへの変形機構も搭載されており、この形態ではエナジーウイングによる高高度空中戦を可能とするだけでなく、先述のビーム発射口がなんと計14門展開され、複数同時発射により近づく相手全てを強制停止・鎮圧させてしまう無双の戦闘力を発揮する。


さらに最悪なのが、ノーランドの人類駆除計画の要たるロキ全機と連携することで、その制御を一手に担う機構が搭載されていることであり、ロキを停止させ人類駆除を止めるには、このタイタンモードによる制圧力を掻い潜ってファウルバウトを破壊することが絶対条件となってしまっている。


武装編集

  • シトゥンペジェネレーター

前述の通り、シトゥンペバリアの機能を転用することで、命中した兵器を強制停止・鎮圧してしまう一撃必殺の兵器である。

シトゥンペバリア同様あくまで「兵器の強制停止・鎮圧」に特化しているためハドロン砲やルミナスコーンなど通常の光学兵器のような破壊力は持っていない。

タイタンモードへの変形時には、このビーム発射口が全身至るところに計14門、死角なしに展開されるという状態となり、飛行能力を持つナイトメアフレームがこのビーム全方位連射を一発も食らわずに接近することが、ファウルバウトにダメージを与える最低条件となってしまう。

ただしさすがにこれだけのビーム連射は機体への負担も大きく、同時に発射できるのは14門中2門(ただし間髪入れずに他2門から連射は可能)まで、そして最高の連射スピードを維持できるのは最長60秒までで、それを超えて連射を続けるとエネルギー供給が追いつかず急速に連射スピードが落ち、最後には連射不能となるというウィークポイントがあり、これを見抜いた上で一定時間超高機動飛行で連射を回避し続けることで突破する余地が生まれる。


  • シールド

ネオ・ブリタニアの他KMF同様に、フレキシブルアームで自由に稼働するシールドであり、両肩に装備されている。なおシールドには1枚につき4本の短槍に加えて、1門のシトゥンペビーム発射口が搭載されている。タイタンモード時にはアームと槍が展開され、さらにリーチと攻撃力が上がる。


  • ランドスピナー

両足首に搭載されたKMFの標準兵装。ガウェインと同型のものが両踵に搭載されている。両脚部のサブレッグにも別途両踵部に搭載されており、タイタンモード時にも同様に稼働する。


  • エナジーウィング

タイタンモード時に展開することで、超高高度の飛行が可能となる。また展開される羽根の枚数は左右合わせて20枚となり、過去のエナジーウィング搭載ナイトメアフレームを遥かに凌駕する枚数となっている。


劇中の活躍編集

その圧倒的な能力とチート兵器たるシトゥンペジェネレーターの効果で持って、クインクラカZi-アポロなどのエース機を次々と無力化後ごみのよう投機し、ロキの行為を見守るべくエナジーウイングを展開し超高空に上った。

その後、当機とロキの開発者のスタンリーによる決死の情報リークにより「当機が殺人マシンであるロキの管制機であり、世界中で実行されているロキによる虐殺行為を止めるには当機の撃破が唯一の方法」であることが全世界に知れ渡ったが、当機のいる高度に到達できる機体が実質ロゼとアッシュの駆るZi-オルテギアのみであったことから、名無しの傭兵2人に決着が委ねられる。

アッシュの癖を熟知したノーランドに動きを読まれないためにロゼが大まかな動きをオペレートする事で前記のビーム連射性能が限界を迎えるまで回避されてしまい、最期は決死の突撃によって接近戦に持ち込まれて撃破された。(なお、その最後のとどめ一撃は奇しくもノーランドがアッシュの弟ニコルを処刑した時と同じ2本の剣による背後からの串刺しであった。)


余談編集

ブリタニア製ナイトメアフレームの名称には例外はあれどもある程度の命名規則がある。(量産型は英国の地名、ラウンズ専用機及びそのカスタム又は量産仕様その他の試験機は円卓の騎士等)

しかし、本機の名称はそのどれにも当てはまらない。名前を考察する上で敢えて本機の名称を「foul」と「bout」に分けて直訳するのであればその意味するところは「反則試合」となる。

本機の名称は人の営みに嫌悪感を抱くノーランドにとって道具の名前にこだわる理由も無いが故のファウルバウトの可能性もあるが、仮に反則試合を由来とするのであれば劇中での本機の動きはまさしく反則試合であり、その名称も納得のいくものである。

ノーランドはその出自こそ特殊だがナイトオブファイブに任命される程の騎士である。当然卓越した戦闘技術を持っている筈なのにファウルバウト搭乗後まともな戦闘機動を取っていない。クインクラカ戦では碌な防御動作もせず攻撃を受け続け、シトゥンペジェネレーターで沈黙させた後はトドメを刺すこともなく高高度から投棄し、Zi-アポロ戦でもそれは同様であった。タイタンモード変形後は特に顕著で、高い機動性を機体に付与するエナジーウイングを展開しているにもかかわらず、浮遊したまま動かずただ定点からシトゥンペジェネレーターを撃ち続けているだけであった。

本機が高高度に移動したのであれば接近できるKMFは空戦仕様のものに絞られるが、仮に接近できたとしても間断なく浴びせられるシトゥンペジェネレーターで簡単に沈黙させられ脱出機能すら封じられることとなる。パイロットの落下死は必至であり、仮に生き残っても地上に展開しているロキに始末される可能性は高い。接近した敵に対してはその様に対処し、その後は人類が地上から駆除されるのを高みから悠々と待ち続けるのである。


闘いを挑んできた相手に向き合いもせず適当に黙らせ雑に始末する


人間を不快害虫の様に考えるノーランドの選択した戦法(と言えるのかもわからない対処方法)がこれであり、その様はまさしく反則試合と言えるものである。


或いは、他のアインベルク専用機が北欧神話に縁のある名前で統一されており、ノーランドが人類駆除に開発した最終兵器のロキが北欧神話の神の名前で、その一括制御を行う事実からロキの父親である「ファールバウティ」とのダブルミーニングの可能性もある。


関連タグ編集

コードギアス奪還のロゼ

アインベルク ナイトメアフレーム ロキ(コードギアス)

ノーランド・フォン・リューネベルク

オワタ式:この機体と戦闘するKMFは基本的に一発でもシトゥンペジェネレーターを食らったら終わりである。

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