概要
国鉄時代の1954年10月、上野駅~直江津駅間の客車準急「高原」を金沢駅まで延伸し急行に格上げして誕生。碓氷峠越えもあり登場当初から軽量な10系客車が主に使用されていたが489系が落成した1972年10月改正で電車特急に格上げされた。特急化後は「あさま」グループの一員としてL特急指定を受けたが長野新幹線が開業した1997年10月改正で廃止された。JR時代は急行「能登」と共にJR西日本受け持ちの専用編成が使用された。この専用編成は長距離を運行することから座席をフルスペックのリクライニングシートに改良し更に客室の一部をラウンジカーに改造・1号車のトイレを女性専用の洋式トイレに改装するなど手の込んだ改造がされたため並走する上野長野間でのあさま号や直江津金沢間での雷鳥号と同じ料金でありながら豪華さが桁違いの車両となった。(通常のあさま号や雷鳥号はおろか一部に運用されてたデラックス車よりも格上だった)