もうすぐ終わる。私の、、最後の時間旅行
ゲーム概要
キャッチコピーは「ナゾトキ×タイムスリップ。」舞台は未来のロンドン。時間を超えたレイトンとルークが色々なナゾに立ち向かう物語。
前作の悪魔の箱よりもボリューミーな作品となっていてナゾトキもはごたえがある。
主題歌である「時間旅行」はゲームととてもマッチしているのでぜひゲームをプレイして聞いてみてほしい。
ストーリー
突如レイトンの元に未来のルークから手紙が届いた。その内容は「未来のロンドンが大変なことになっているから助けて欲しい」とのこと。ルークのイタズラかと思い、最初は手を付けずにいたレイトンだったが、この手紙こそがあの事件に関係しているのではと思い調査に乗り出す。それは、1週間程前に起きたタイムマシン完成式典での爆発事故である。そこでイギリスの首相ビル・ホークが行方不明になったほか、開発者だったスタンガン博士までもが姿を消してしまう。さらに、事件に関係があるかのごとく科学者が次々と行方不明になる事件も起きているのだ。
手紙に指定されていた時計店に向かったレイトン一行。しかしそこには1週間程前に爆発事故を起こしたタイムマシンがあり、しかも作動してしまう。
外に出たレイトンたちが見たのは、歯車の回る建物や、ついさっきまで運行していたバス停の「廃線」の文字。ほんとに未来に来たのかと疑うレイトンは未来と思しきロンドンの調査を開始したのだった。
その後、レイトンたちの前にある男があらわれ、1枚の手紙を差し出した。差し出された手紙の通り、病院に向かうとそこには年老いたシュレーダー博士の姿とボロボロになったレイトンの車が。車の中にあった手紙の指定する場所に赴いたレイトン一行はついに未来のルークと出会う。そして彼の口から放せられた衝撃の真実の数々。かくして、レイトン達は深い陰謀に巻き込まれていくのだった…。
登場キャラクター
主人公
スタンガン博士のタイムマシン発表会に招待され参加し、タイムマシンの暴走を目の当たりにする。その後は首相の失踪を調べるべく探索を進めるが未来のルークを名乗る者から一通の手紙が届く。
レイトンと助手を自称する少年。未来の自分から手紙が届いたことを知り驚愕する。
レギュラー
- アロマ・ラインフォード(CV:能登麻美子)
レイトンの研究室で住み込みで働いている少女。不遇だった前作とは違い、見せ場が増えており、彼女自身が謎を解くことある。
スコットランドヤードの警部。相変わらず強引な捜査をするが正義感は強い。レイトンとは一定の信頼関係を築いており、捜査にも積極的に協力する。
- バートン巡査(CV:杉野博臣)
チェルミー警部の部下。本作で初めて声が付いた。前作に比べて役に立たない描写が強調されている。
お馴染み悪の天才科学者。本作では多くの人物に変装している。中盤ではレイトンとの因縁の原因が明らかになる。
- ナゾーバ
お馴染み取り逃がしたかわいそうなナゾを集める占い師の老婆。しかし、老いにより引退を表明し、ナゾービーと孫のナゾリーヌに後を託して姿を消した。
- ヒゲマフラー
第一シリーズお馴染みの人物。本作ではロンドンに出没するが、同一人物であることを避けるような振る舞いを見せる。未来のロンドンにまで出没し、オウムの話し相手になってくれる。
- シュレーダー博士(CV:納谷六朗)
レイトンの師である考古学者。10年後のロンドンの病院で年老いた姿で登場する。
- デルモナ学長
レイトンが勤めるグレッセンヘラーカレッジの学長。孫娘に非常に甘い。10年後のロンドンでは髪が無くなったことを嘆いていたが…
ゲスト
本編開始時点では故人。レイトンの恋人であり、彼にシルクハットをプレゼントしたのは彼女。10年前にタイムマシン開発中の爆発事故に巻き込まれて死亡している。
10年後のルークとされる青年。大人になったためか考えがシビアになっている。彼自身が謎に挑戦することもある。
- サリアス(CV:木村佳乃)
クレアの妹。姉の死の真相について探し求めている。あまりにも姉に似ているためレイトンは彼女を見かける度に動揺した。
- スタンガン博士(CV:上川隆也)
タイムマシン完成記念式典を開催し、実験役としてホーク首相を指名するが、失敗に終わり、首相共々失踪する。その素性は謎に包まれている。
イングランド首相。タイムマシン完成記念式典に参加するが、実験失敗に巻き込まれて失踪する。妻に尻を敷かれる情けない男性首相に見えるが…
- ジャック&サマリー
表向きはロンドンの時計店を経営している老夫婦。実態は時計店自体がタイムマシンになっており、未来のマフィアから度々悪用されている。
未来のロンドンに登場するマフィアのボス。難しいことを考えるのが苦手な間抜けな男。カジノでレイトンに因縁を付けるが反撃される。
- 3号(CV:原口あきまさ)
人相の悪いウサギ。訳があって3号と呼ばれるのを嫌っている。ルークからは「ウサギさん」と呼ばれている。
- 未来のレイトン教授
悪の道へと染まった10年後のレイトン教授。未来のロンドンの六角堂を拠点にしており、多数のマフィアを従わせている。
関連イラスト
https://i.pximg.net/img-original/img/20
https://www.pixiv.net/artworks/65120784#big_0
余談
今まで頑なに脱がなかったシルクハットだが今作でついに脱いだレイトンが見られるので要チェック!
今作はレイトン第1シーズンの最終作である。この後に魔人の笛という作品が出るのだがそれは第2シーズンの最初でありレイトンとルークの出会いの物語である。時系列は(ゲームだけでは)
魔人の笛→奇跡の仮面→超文明Aの遺産→不思議な町→(ロンドンの休日)→悪魔の箱→最後の時間旅行となる。
ちなみにレイトン最新作の蒸気の新世界は最後の時間旅行のあとの話となる。
因みにWikipediaには堂々とネタバレが記載されているので閲覧に注意。