打点王

だてんおう

野球の打撃タイトルの一つ

概要

プロ野球のシーズン公式戦などを通じて最も多く打点を稼いだ選手に与えられる。本塁打王、首位打者と同時に獲得すると三冠王と呼ばれる

。

本人だけでは本塁打でしか打点を稼ぐことができず、いかに打席に立つ際にランナーが溜まってるか、ランナーが溜まっている時に打てるかと言う事が重要となってくる。必然的に本塁打の多い長距離打者が獲得するタイトルとなり、本塁打王との二冠王となる事が比較的多い（王貞治は三冠王を3回、打点、本塁打の二冠を8回獲得している）。

日本プロ野球で、打点王のタイトル獲得最多は王貞治の13回で、1971年から78年にかけての8年連続も最長記録、2位の野村克也7回で、1962年から1967年にかけての6年連続も2位。なお読売ジャイアンツは王貞治と長嶋茂雄の2人が1962年から1978年にかけて、17年連続で打点王を獲得しているが、これも最長記録(2位は前述の野村克也のいた南海の7年)。

セパ両リーグで獲得経験があるのは落合博満のみである。

プロ野球においては得点と打点は記録としては区別されており（詳細は得点参照）、最多得点王は公式タイトルとはなっていない。