おおよそ概要で書いた通りで、野球においては最も注目度の高いタイトルともされる。
何本打てばタイトルを獲得出来るという目安はなく、使用するボール(いわゆる「飛ぶボール」「統一球」)によっては各年度でバラツキがあり、20本台でタイトルを獲得した者もいれば、2001年のアレックス・カブレラのように50本打ってもタイトルを獲得出来なかった例もある(ちなみにタフィー・ローズが55本で獲得)。
打率と違い、記録を下げる事は出来ないので、タイトル争いでは敬遠合戦が起こりやすい事態となっている。
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大谷翔平:2023年シーズンに本塁打を44本打って、ア・リーグ本塁打王に見事に輝いた。
日本人選手のみならずアジア人選手としてもメジャー史上初の大快挙である。プロ専門家からは、「メジャー本塁打王こそが日本人選手及びアジア人選手が永遠に獲得不可能なタイトル」と長年にわたり言われ続けていたが、その不可能を大谷選手がまたしても覆してくれた。つまり、彼はメジャーの常識と歴史をまたしても塗り替えてしまったのである。