鈴原サクラ

すずはらさくら

鈴原サクラとは、劇場版SFアニメシリーズ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の登場人物。

この記事は「ヱヴァンゲリヲンQ」に関するネタバレを含みます。

概要

鈴原サクラは鈴原トウジの妹である。

エヴァンゲリオン旧作（TV版および旧劇場版）には存在だけは仄めかされていたが、トウジが参号機に乗る際に退院する事を突きつけられたり悲劇を背負っていた。

当然キャラデザインなどは不明だった。

ちなみにトウジの妹は二次創作（ファンフィクション）では登場頻度は決して低くない存在であった。

実際にデザインが書き下ろされたのはヱヴァンゲリヲン新劇場版：破より。

エヴァ3号機に乗るのが式波・アスカ・ラングレーに変更された事も関係しているのか、トウジが彼女の退院を喜ぶカットが挿入されている。

本格登場は「Q」より。

葛城ミサト率いる組織「ヴィレ」の構成員として登場。

「Q」で目覚めた碇シンジに質疑応答をしたりする役割。兄譲りの関西弁もたまに出る。

当初、シンジはトウジの姉だと思っていたが「Q」の時点で「破」より14年も経過している。

兄の友人であるシンジの事は「碇さん」と呼び、北上ミドリやミサトに比べると比較的友好的に接してはいるものの、

「破」のラストで碇シンジが綾波レイを救おうとして引き起こしてしまったサードインパクトの件を気にしているのは変わらず、首輪爆弾を絶対にはずさないと言ったり、ネルフ本部へ戻ろうとするシンジに厳しい言葉を吐いたりもしている。

なお兄のトウジの生死自体は不明。