概要
生物の持つエネルギーフォースを利己的な目的に使用するダーク・ジェダイの宗教組織。
ダークサイドのフォースを操る他の使い手とは一線を画す力を持ち、ジェダイとは対となる。
究極的には個人の利益を最優先する教義の関係上、師弟での騙し合いや殺し合いも珍しくなく弟子にとっては師匠を超える力を得て殺害することがシスとしての独立を意味する場合も多い。
かつてはかなりの人数が存在しており惑星コリバンなどを中心とする巨大な帝国を築いていたことがあったが、個々が利己的な目的で行動するという教義により内部崩壊を招いて全滅してしまった事から唯一の生き残りであるダース・ベインにより「シスは師匠と弟子の二名しか同時に存在してはならない」という掟が制定された。
その後はジェダイや共和国の目が届かないように細々と存続しながらも千年もの間に渡って共和国の崩壊と銀河系における支配権の掌握を実現するための地盤を着実に築いてきた。
そして惑星ナブー出身の元老院議員パルパティーン（ダース・シディアス）の代になり、シスは再び銀河系の表舞台に姿を現すことになる。
シリーズの登場人物であるダース・モール、ダース・ベイダーなどのダース（Darth）はシスの暗黒卿 (Dark Lord of the Sith) の略称。
