概要
トールギスに装備されたスーパーバーニアは、本機において基本的な移動手段だが、あまりの加速性能故にゼクスが言い放った台詞。
同様に、トールギスの欠点はパイロットが生身の人間であると言い残している。
原作では4話でテストパイロットを行ったオットー、9話で初搭乗したゼクスにその殺人的な加速で重傷を負わせている。その後、傷ついたオットーは基地に特攻を仕掛け、迎撃の前に加速度で絶命してしまう。
ちなみに張五飛の妻である妹蘭が故郷のコロニーを守るためにトールギス始龍に搭乗した際、やはりスーパーバーニアの加速によるGに耐え切れずに負傷し死亡している。
しかし、物語が進むとゼクスは自分の反応速度にトールギスが追いつかないと言い出し、トレーズに至っては後継機のトールギスⅡ(性能はゼクスの乗っていたものと同一)を苦しむ素振りもなくエレガントに乗りこなしている。
なお、トールギスと同様に加速度に一般的なパイロットがダメージを負う機体はギャプランやガンダムMk-Ⅴ、ユニオンフラッグカスタム、ガンダムケストレルなどガンダムシリーズに度々登場しているが、深刻なダメージや死亡するほどの圧倒的な加速は本機くらいのもの。