概要
サイボーグ戦士の一人で、ナンバーは「004」。ドイツ人。30歳。
全身を武器庫と化した、戦闘に特化したサイボーグ。通称「死神」。
恋人ヒルダと共に東ベルリンから西ベルリンへ脱出を計るが、銃撃を受け失敗。ヒルダは死亡し、自らも瀕死の重傷を負う。その際に『黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)』に連れ去られ、サイボーグへと改造された。
右の5本の指にマシンガン、膝にマイクロミサイル、左手にレーザーナイフ、(話によっては)そして体内には原爆すら仕込まれている。またスーパーガンの腕もチーム1、2を争う。
生身のほとんどが使い物にならなかったという理由で、肉体の大部分を改造。生身の部分は生命維持のための最低限の部分しか残っていない。
自らの計画の失敗により恋人を死なせてしまったことと、生身の肉体を無くした過去のせいか、シニカルなものの見方をして、飄々と振舞うことが多い。
しかし、内心は誰よりも熱く、情に溢れる仲間想いの男。その活躍は、映画『サイボーグ009銀河超伝説』をご覧いただきたい。
普段はドイツでトラックの運転手をしている。
作中では島村ジョーと同等、いやそれ以上にロマンスエピソードが多いイケメン。
特徴
目
ハインリヒの目は瞳が描かれず、ごく薄い水色をしている。これはサイボーグへの改造に伴い出来た物ではなく、「メカ目」と呼ばれる石ノ森独特の描き方である。いわば極端な三白眼である。
服装
剥き出しの金属部を隠すために、服装は基本的に長袖の服と手袋を装着している。
後にカモフラージュ用の人工皮膚が付与され、半袖の服を着るシーンも見られた。