概要
倉央とは恋仲で、彼と同じく高い武力を持ち、自ら先陣を切れる力の持ち主。
回想によると、糸凌はかつて傭兵団の団長を務めていたが、何らかの理由で左目に傷を負っていた(作中では常に左目が髪で隠れた描写で描かれている)ため、一般的な女性のように戦場に出ずに嫁ぐことができなかった。
だが、ある戦場で倉央が一目惚れして以降ひたすらアプローチを続けられたことで遂に根折れし、左目の傷について話すも、それを含めても倉央は好意を曲げず、添い遂げることとなった過去を持つ。
朱海平原決戦十五日目に、王翦からの指示で共伯軍へ、倉央と共に先陣を切り猛威を振るう。大乱戦の最中、李牧軍本陣まであと一歩で迫るも龐煖に阻止され、立て直しのため一時退却。再度、李牧軍本陣を狙い、立ちはだかった趙将軍・共伯を一騎打ちの末に討ち取り、右軍から駆け付けた馬呈と対峙するが決着は着かなかった。李牧軍の撤退後は精鋭軍に選ばれ、李牧軍の追撃へと向かった。
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アニメ派ネタバレ注意
始皇十五年の第二次趙北部攻略戦では、青歌軍の剛将ジ・アガと交戦し、田里弥軍の山秀たちの加勢もあってジ・アガを追い詰めるが、司馬尚の参戦で戦況が一変して、王翦の救出の為に倉央を王翦の下へ向かわせて、ジ・アガと交戦し続ける。やがて、ジ・アガに重傷を負わせるが、彼の鎚によって左腕を折られた上に胸部に一撃を喰らってしまうも、それでもジ・アガにとどめを刺して討ち取る。
その後、倉央の名前を戦場でずっと呼びつつ戦死したかに思われたが、秦軍が撤退した後でカン・サロに救われたらしく、青歌軍に投降した倉央と再会を果たした。
上述の左腕はそのまま放置すれば壊死するため切り落とされたが、それ以上に殺されるようなことは無く、倉央と共に王翦のいる閼与城に帰還した。