オマトコイタ
にしおんでんざめのめについてるやつ
オマトコイタとは、サメに寄生するカイアシ類の一種。ニシオンデンザメやオンデンザメの目についている。
概要
ウオジラミ目Siphonostomatoida ナガクビムシ科Lernaeopodidae の中のOmmatokoita属であるカイアシ類。和名がまだ無い。あとウオジラミ目とあるがチョウと呼ばれるあっちのウオジラミとも全く関係ない。え?カイアシもウオジラミも知らない?そんなぁ。
現在ちゃんと知られてるのは学名Ommatokoita elongata の一種のみであり、これはニシオンデンザメやオンデンザメの角膜にくっついて生活している。当然くっつかれたサメは視覚を傷つけられ盲目に近い状態になる。ただこれの所為でサメの生活に支障が出るのかといえばそうでもなく、ほぼ嗅覚のみで餌を見つけられることと天敵の少ない過酷な海域で生存可能なことから視覚は特に必要ではないらしい。
ちなみに、このカイアシが擬似餌として鮫の餌となる生物を誘き寄せるという説があるが、まだ立証はされてない。
画像に関してはおそらくニシオンデンザメかオンデンザメで検索した方が出てくる。