概要
対戦型のオンラインTCG『Shadowverse』(シャドウバース)が発祥のスラング。
2020年2月頃、オンライン記事を自由に投稿できるサービス「note」にて、プレイヤーの一人がシャドウバースの有料攻略記事を投稿。
だが、それを購読した別のプレイヤーが、金を払って記事を読んでも参考にならなかったと、記事の投稿者へクレームを送信した。
しかしその中に本来「運だけのカスが」と書くべき所を「運だけの春日」と誤って書いてしまう。
その様子がTwitterにて晒され拡散したことで、珍妙な誤字がウケてシャドウバースのプレイヤー同士で使用されるようになった。
そういった経緯であるためあくまでネタとして使用され、罵倒の意味は基本的にない。
もし本気で罵倒したいなら、誤字なしで「カスが」と言った方が良いだろう。もちろん、罵倒などしない方が良いのだが。
実力の若林
また、このネタの「春日」の部分がお笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰を連想させたため、相方の若林正恭とかけた「実力の若林」なる対義語が出現。
次第にそれらを組み合わせたネタ画像が投稿され、それがTwitterのトレンド入りするなどの結果、界隈から飛び火しシャドウバースをプレイしてない人の間にもネタが伝播した。
2020年当時に流行したネタで、なんと公式youtubeチャンネルでも、後述の若林と『シャドバ流行語大賞』の年間大賞を受賞している。良いのか……?
また、さらにここから派生して「運も実力もない小峠」と言うネタも。これは、イジりを受けてツッコむ小峠の芸風を意識してのものだろう。
流石に今では全盛期ほど使われる事はないが、それでも字面の良さもあってか使う者も散見される。