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西河雪哉の編集履歴

2024-12-09 01:15:08 バージョン

西河雪哉

にしかわゆきや

月刊ドラゴンエイジの連載漫画『ストラテジックラバーズ』中盤のライバルキャラクター。

「ま…僕はコウのこと弟だと思ってるけどね。」


概要

東山グループのライバル企業で現在傘下の西河グループの御曹司。


セミロングの美男子で、東山浩太が会長の屋敷を訪ねていた頃に妹の西河摩耶と一緒に遊んでおり、冒頭の台詞通りに本人は浩太を弟のように思っており、人間不信の浩太にとって、二人は姉に並ぶ例外中の例外。


再会した時には摩耶を含めた五人のミストレスを連れている。


人物

傲慢にも見える常に余裕を失わない態度が目立つ。その分弱点も多く、感情を抑えるのが下手で、イラつくと指でテーブルを掻く癖があり、御偉方の前でもそれが出るので善吉の秘書の倉橋涙に苦言を呈されている。更に、桜田門志津曰く「勝てないと分かると尻尾を巻いて逃げるくせに、プライドだけが高い」という決定的な弱点を抱えている。

一方で、全てを手に入れて成り上がろうとする必死になる熱意を持ち合わせ、その熱意がミストレス達の心を惹きつけている。実際に非常に優秀で、既にグループ子会社の経営を任されている。


女性に対しては奥手で、昔は摩耶以外の女性とまともに接することができず、特に付き合いの長い志津には実家を巡る負い目から女性としての好意を寄せながらも彼女に夜の相手をさせていなかった。


ミストレス達のことは信頼し、道具として使うことに揺るぎがない反面で信頼面ではやや問題がある。ただし、摩耶以外の四人は本気で雪哉を愛しており、後述の暴走もそれ故。


妹の摩耶とは昔は仲が良かったが、ミストレスにしてからは性的奉仕をゲームで行わせるなど無茶をさせていたが、後述のあるように妹として大切に思っており、守ろうとしていた。


出自

ああ、そうだ。僕は斑鳩丈一郎が料亭の女将と作った子供だよ!!


実は斑鳩渚の父、斑鳩丈一郎の息子で認知もされている。つまり、後妻の連れ子で渚とは異母兄妹で、摩耶は母美也子が結婚した西河善吉との間に生まれた異父妹。

丈一郎は渚の母斑鳩叶と結婚したのだが、彼女は東山慶三のミストレスで結婚した時点で既に慶三の子、後に斑鳩の忌み子と呼ばれる斑鳩星架を身籠っていた。それに憤慨し、当てつけのように外で料亭の女将と関係を持って生まれたのが雪哉であった。


義父の下劣な野心

西河の跡取り息子、と銘打ってはいるがそれは表面だけで、実際にはカルト教団「南方睡蓮寺」に入信させて洗脳、支配している摩耶に実権を握らせ、雪哉は志津達共々お飾りに過ぎなかった


つまり、実権を握る摩耶が善吉に支配されている以上…本質的に西河グループのトップは善吉のままという事実上の傀儡政権で、雪哉も摩耶も善吉の道具に過ぎないのである


動向

東西砦崩し

浩太が白嶺亜莉亜を生徒会長にした後、浩太の元を訪れて異母妹の渚を自分のミストレスにするべく東西砦崩しを挑む。


一回戦では摩耶をミストレスとして動かし、浩太の棄権もあって渚を引き抜く。しかし、二回戦では早川千歳が暴走して善吉の仕込みを過信し敗北、三回戦では風俗嬢として経験豊富な堂丸沙菜の能力を活かして勝利、四回戦では真谷飛鳥が独断で行っていた売春の証拠を握られる形で敗北してしまう。


最終戦では夜伽を競う対戦の中、上述の弱点が出て志津に煽られ、逆に詰め寄ると共に実家の銀行を義父に買収されて売られるように来た志津への負い目を告白し、志津もまた利用するつもりでいた雪哉に惹かれたことを告白、互いに押し殺していたものを明かして志津を抱く。


最終的には自分には浩太のように互いに利用しあうことで築く信頼を作れる境地に達していないと自ら負けを認めて西河を離れ、再出発を決意する。


ミストレス達とも別れる気でいたが、千歳が『捨てないで』と真っ先に抱き着き、沙菜も『帰る場所なんかない』、飛鳥も『一生付き纏う』と同行を願い出て、志津も最初からそのつもりであった。自分がミストレス達に本気で愛されていたことを今更ながらに自覚し、ルールで引き抜かれた摩耶を浩太に託して西河へ戻った。


修学旅行

怒らないでくれって言っても……無理だろうね、コウ。


修学旅行で摩耶が浩太を裏切った事を知った雪哉は善吉の思惑の全てを打ち明ける。


ただ、僕は摩耶を宗教から遠ざけるために君に託したんであって、ここまで善吉が暴れるとは想定外だったんだよ。


摩耶の…君への想いは本物だったから。


そんな摩耶を守ろうと、雪哉は摩耶が心から愛している浩太に託すことで睡蓮寺から遠ざけようとしていた。しかし、善吉と倉橋が雪哉の想像を遙かに下回る愚か者であったため、それは浩太と摩耶のこれまでの仲の破綻という最悪の形で裏目に出てしまった


そして、真相を知った浩太から「摩耶を壊しても良いな」と半ば脅され、摩耶を善吉と睡蓮寺から救う意味でも一応了承する。


ミストレス達

摩耶を含めて浩太のミストレス達とさほど年齢差はないが、学生ばかりの浩太のミストレス達と違い、既に社会に出ているメンバーもいる。なお、摩耶以外の四人の内、志津と千歳は善吉の命令で配属され、沙菜と飛鳥は雪哉がスカウトした模様。なお、何人かは一途に雪哉のことを愛しているが故に暴走しやすい欠点を抱えている。


桜田門志津――雪哉のミストレスのリーダー格で信頼も随一。古風な口調に、雪哉のミストレスでは最大の身長と巨乳の美女。摩耶と千歳に並ぶ最古参の一人で、大手銀行の令嬢だった。しかし、父の銀行法違反に端を発した経営破綻で銀行は西河が買収、故郷の家族と引き離される。以後、家族ともう一度暮らすために雪哉を利用しようとするが、次第に雪哉自身に惹かれる。

最終戦では夜伽で山田アキと対決し、雪哉自身の敗北宣言で負けるが勝負以上に雪哉と互いの気持ちを打ち明けることができた。


早川千歳――雪哉のミストレスでは志津より早く配属された最古参の一人で製薬会社の研究員を務める。清楚な幾島実憂と対照的に妖艶さを漂わせる美女。付き合いの長さゆえか雪哉を「ゆっきー」と気安く呼んでいる。自作のアロマも調合でき、美貌と豊満な肢体を活かした色仕掛けや善吉に仕込まれた手法の接待もこなす。

二回戦ではアロマと色香で一度優位に立つが、課題のテーマを履き違えた上に雪哉に指示不要と告げて善吉の仕込みを信用した結果、故郷への懐かしさを刺激する実憂に負けてしまい、「汚らわしい」とまで非難されて暫く落ち込んでいた。敗北後、「捨てないで」と真っ先に雪哉に抱き着いて同行を願い出る。


堂丸沙菜――雪哉が直接スカウトしたミストレスで語尾に「~っス。」とつけるアキと違う雰囲気のギャル。いくつもの店で働いていた風俗嬢で、男と女のどちらの相手もこなせる夜の相手のスペシャリスト。

砦崩しの三回戦ではそちらに不慣れな亜莉亜の身体を堪能し、負けまいと食い下がる亜莉亜に本気を出して勝利した。父親について問題を抱えている模様で、雪哉はそこに眼を着けてスカウトした。


真谷飛鳥――IQ130を超える天才的頭脳の女子高生。既に大学の研究グループを率いており、雪哉が任された子会社の取引も請け負っている。冷静沈着なようだが、実は雪哉にも黙って取引先の重役達に自分の身体を提供することで商談を成立させていた。

砦崩しの四回戦では日高末愛と対戦し、その売春に誘導させられて一部始終を記録したUSBメモリをネタに脅され、それを買い取る形で敗北する。


関連タグ

ストラテジックラバーズ

東山浩太 西河摩耶 桜田門志津 斑鳩渚

早川千歳 堂丸沙菜 真谷飛鳥


ライバル


毒親の被害者…実父が妻への当てつけのために外で関係を持った女から生まれ、実父からは認知される以外何もなく、養父からもミストレス達共々お飾りにされ、挙げ句の果てに妹の人生までも弄ばれていた、生みの父と育ての父双方の被害者。

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