シトラリ
しとらり
オープンワールドRPG『原神』の登場人物。世俗のしがらみを疎む永遠の少女。
プロフィール
名前 | シトラリ(英:Citlali/中:茜特菈莉) |
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レアリティ | |
国/所属 | ナタ / "謎煙の主"ミクトラン |
種族 | |
使用武器 | |
神の目(元素属性) | 氷 |
誕生日 | |
命ノ星座 | アナワトルの鏡座 |
オリジナル料理 | |
家族 | オロルン(義孫) |
CV | 田野アサミ |
「資質から考えれば、彼女はいつか謎煙の主の族長になるのだろうと思っていた。だが、二百年が経った今も、相変わらずシトラリは家に引きこもっている。もし、娯楽小説よりも惹きつけられる存在が現れたら、この天才シャーマンももっと現実の世界に目を向けてくれるかもしれないな——そんな魅力を持つ人物がいるのかどうかは、甚だ疑問だが」
——マーヴィカ
人物
オープンワールドRPG「原神」の登場人物。ver5.3でプレイアブル化予定。
ナタの部族「謎煙の主」に属する筆頭祭司。夜神の国との交信術や占術に長けており、革新的な祭器を幾つも開発するなど、その名声はナタ全土に響いている。
だが当の彼女は騒がしさを嫌う非社交的な性格で、自分の家に引きこもって外に出てくる事は殆どないという。
容姿も内面も言動もうら若い少女のそれだが、どういう理由か、こう見えて200歳以上の時を生きている部族の年長者であり、「黒曜石の老婆(グラスバーバ)」なる異名が付いている程。
吉凶をやたらと気にするムアラニからは人生の大先輩として敬われつつも、暴論と詭弁を使い分ける強引な手腕で付き纏われており、ムアラニを家に上げずに平穏な日常を送る事は彼女の目下の目標となっている。
所属が同じオロルンは、彼が物心つく前から部族の皆で育ててきた可愛い孫のようなもので、彼のためなら普段より積極的に行動する。
余談
- 名前の元ネタはアステカの言葉であるナワトル語での「星」、あるいは「星のスカート」を意味するアステカ神話の創造神「シトラリクエ」からと思われる。
- 好きなものは酒と肉。若さの秘訣は「肉を食え」と語り、劇中でも事あるごとにステーキを所望していた。一方、酒の方は弱い上に酒癖も悪く、登場早々に酔っ払った顔で呂律も回らない愉快な光景をユーザーに見せつけた。
- 彼女含むナタキャラの多くは表情パターンが豊かで、グラフィック内で割と自由を利かせられることができるようになった影響を如実に受けていると考えられる。
- 元々職務的に人と接する事が少なく、長命によるジェネレーションギャップも感じているため、他人と会話する時に挙動不審になりがち。ある程度面識を持つと会話も成り立つようになるが、同時に過激な思考も垣間見る事があり、怒ると鞭でしばくなどスパルタな一面が見れられる。
- それでも言葉に独特のイントネーションがあり、和訳では「イマ(今)」や「コト(事)」などカタカナになる。これは1970~80年代のエッセイストが好んで用いた「昭和軽薄体」という言い回しであり、今時ぶろうとしているがついて行けていないということがわかる。
- 年齢と才覚双方の意味でナタの民からは隔絶した存在となっており、彼女に手合わせを挑んだ者はことごとく返り討ちに遭っている他、越えられない壁を痛感して修行を止めてしまったシャーマンも少なくない。
- そうした数々の逸話はナタ中では有名な語り草で、「言う事を聞かない子は黒曜石の老婆に拐われる」と子供に言い聞かせるほど。本人も妖怪扱いに対する愚痴を、酔った勢いで漏らしていたが、彼女の家の付近には物騒な壁画が描かれており、彼女の物騒感を助長させている。
- 近年はナタにまで販路を広げている稲妻の娯楽小説を読む事を楽しみとしており、彼女の自室には娯楽小説がごまんと揃っている。そして自身の外見と実年齢を、小説でいう「見た目は若いお爺さん」や「見た目は少女なのに百戦錬磨の英雄」に例えている。
- オロルン曰く、酒と新刊の娯楽小説を手土産に訪れると要件を円滑に進められるとの事。
- イベントでは空と蛍で反応こそ同じだが表情が違う。空相手のほうが異性として意識している事を感じさせるような表情になっている。
- オロルンがその辺りの機微まで察しているかはさておき、シトラリが旅人に一目置いている事は見抜いており、旅人と交流させればシトラリが喜ぶだろうと思っている節がある。