本名は小野ガラ。ESP犯罪組織「夜叉」の総帥である。
縦スクロールシューティングのボスといえば巨大なものを思い浮かべがちだが、ガラ婦人はプレイヤーキャラクターと同程度のサイズである。ただし、最初は巨大な石像「無敵の軍神アレス」の頭部に腰掛けたまま戦うので、それなりにサイズは大きく見える。
また、途中で大きな翼状の物体を展開して戦う演出がある。通称「小林幸子」。
最終形態では、生身で主人公と都市上空での一騎打ちを演じる。このとき、主人公側がバリアアタック(エスプレイドにおけるボム相当のもの)を撃つと、一時的に画面外まで退避する。同時期のCAVEシューティングのボスには、主人公がボムを撃つとバリアを張るもの、弾くもの、ボムを撃ち返して相殺するもの、不発にするものなど、様々な回避方法があるが、ガラ婦人の回避方法は非常に人間味があり、生身での空中戦の雰囲気を盛り上げる演出になっている。
エスプレイドは、怒首領蜂とともに弾幕系シューティングのはしりとして知られており、ガラ婦人の羽は、続編(?)のエスプガルーダのボスにおいてオマージュされている他、同人ゲーム等においても影響を受けたと思われるものがいくつか存在する。
ちなみに、東方プロジェクトで有名な上海アリス幻樂団のZUNも、本作や怒首領蜂シリーズによる影響を受けた旨の発言をしていたことがある。