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G-ウイルスの編集履歴

2024-12-29 18:29:37 バージョン

G-ウイルス

じーういるす

ホラーゲーム『バイオハザード』シリーズに登場する架空のウイルス。犯罪組織「製薬会社アンブレラ」が開発したウイルス兵器で、感染した生物の遺伝子を変異させ、異形の怪物に作り替えてしまう作用をもつ。第2作目『バイオハザード2』から登場し、前作の「T-ウイルス」を越える新たな脅威となった。

進化する恐怖

最大の特徴は、感染した生物が突然変異を繰り返すことにある。

T-ウイルスも遺伝子に作用するが、主な効果は肉体の強化と狂暴性の増大であり、外部からの刺激がない限り大きな変化はほとんどなかった。

しかし、このG-ウイルスにそんな法則はない。

感染した生物の遺伝子そのものに、“短期間に”“何度も”“自発的に”突然変異を起こし、全く別種の生物へ『進化』させるのである。

変異後の姿形や性質は誰にも予測できず、どんな手段をもってしても制御することはできない。

進化を繰り返した末に「最終成体」となるのかもしれないし、あるいは崩壊して消滅するのかもしれない。


その不安定さゆえに兵器としては全く適さないはずだったが……


開発の経緯

発見されたのは、アンブレラがアメリカでのウイルス研究拠点としていた「アークレイ研究所」。

ここには設立当初から人体実験を受けつつ生き永らえている女の実験体がいた。

どんな実験にも耐えてしまう生命力以外は有用なデータを取れない「デキソコナイ」と呼ばれていたが、“ある実験”をきっかけに驚愕の事実が判明。

その体内ではこれまで投与されていた実験用ウイルス全てが共存、変異し続けており、20年以上の時を経て新たなウイルスへと進化していたのである。

これに気づいた主任研究員ウィリアム・バーキンはこれを抽出して特性を極限まで高める「G-ウイルス計画」を立案し、スペンサー会長はそれを承認。バーキンは妻のアネットと共にラクーン市内の地下研究所へ転属し、そこで神の如きウイルスの研究に明け暮れるようになったのである。

その先に待つのが、全ての破滅であることに気づきもせず……


大災害

ウィリアムはその魅力に取りつかれて研究開発をさらに推し進めようとするものの上記の特徴はGによって生み出される生物は制御が不可能という事も意味しており、そのあまりの危険性の高さからアンブレラ上層部は研究開発を中止するように要請。

それを拒否したウィリアムとアンブレラとの対立の激化によって引き起こされた襲撃事件を引き金にラクーンシティが壊滅する程の未曾有の生物汚染が発生する事となった。


G-ウイルスによって生み出されるクリーチャー「G生物」ついては親記事を参照。


余談

名前の由来は長らく“神”を意味する「GOD」の頭文字だと思われていたが、実際には“ゴルゴダの丘”が由来だったことが後に判明した。


ガンサバイバー4 バイオハザード HEROES NEVER DIE』ではT-ウイルスとG-ウイルスを組み合わせたt+Gウイルスが登場していた。


関連タグ

T-ウイルス G生物 ウィリアム・バーキン

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