概要
台湾発祥のサンドイッチ。割包というバンズに、豚肉やピーナッツ粉、酸菜(高菜漬け)、香菜(コリアンダー)などを挟んだもの。虎が口を大きく開け、食べていることに例え「虎咬猪」と呼ばれ、転じて「福咬住」とも呼ばれ、縁起がいいとされる。
記録で最初に出るのは1927年。ただ、小麦粉は高級品で商人など富裕層の食べ物で、祝い事に食べられていた。1970年代になり、庶民の間にも広まっていった。
バンズ
「割包」とは本来バンズのこと。刈包、グアバオ。蒸しパンで、花巻やマントウの生地と同じ。ハンバーガーのバンズと異なり上下一体で、鋏のように具材を挟む。