概要
中国にも、サンドイッチやハンバーガーのように、肉をマントウに挟む食文化がある。西安の郷土料理「肉夾饃」は1300年の歴史を持つという。卓袱料理にも登場し、長崎名物角煮まんじゅう(角煮まん)は、この料理がもとになっている。
種類
- 肉夾饃(ロウジアモ):西安市の中華バーガー。パリパリしたクロワッサンのようなバンズに、八角など16種の漢方や、スパイスで煮込んだ肉を挟む。パリパリしたバンズと肉を味わうガッツリした食味。スキンヌードルとともに食される。
- 鍋魁(グオクイ):四川省の中華バーガー。タンドリー窯状の専用竈で焼いた、カリカリの薄焼きパンにスパイスの効いた肉と野菜を挟んだもの。辛みと酸味が効き、具材は肉より、野菜が多め。バンズも油っぽくなく、あっさりしている。屋台料理として親しまれている。
- 割包(刈包、グアバオ):台湾の中華バーガー。リンク参照。
- 角煮まんじゅう(角煮まん):中華バーガーを元にした、長崎の中華饅頭。リンク参照。